ワット・サムプラン
今回のドライブはナコンパトム県にある有名なお寺、ワット・サムプラン。
ワット・サムプランと言えば龍が巻き付いたピンクの塔で有名。以前にも一度行った事があったが、その時はコロナ禍のため、目玉の塔に登ることが出来なかった。もしかすると今の方が規制は厳しいかもしれないが、とりあえず行ってみる事にした。何しろ車で1時間かからないくらいの距離なので、ちょっとしたドライブにちょうど良い。
まずは市内をデュシット方面に走り、民主記念塔へ。
最近何度かこの辺りを走っているが、道路沿いの浮浪者の数が激増しており、ちょっと見るに堪えない感じになってきていた。
ともあれ、まずはチャオプラヤ川を越える。最近渡ったプミポン橋やラマ9世橋より上流なのでちょっと見栄えはしないけど、川を超えると遠出した気分になる。
ピンクラオ橋からの眺め。そんなに高さを感じない。
40分程走ると、タイの田舎町の道路沿いにそれは突然姿を現す。
2回目なんだけど、何かやっぱりおかしい感じがする。
駐車場から。実は、入り口に入場禁止の看板があり、Uターンして引き返そうとしていたら尼僧さんが現れて、体温測定の後に特別に入場させてくれた。どうやら訪問者は中に入れてもらえるようだった。なんだかとても嬉しい気分になった。
木々の向こうに唐突に姿を現すピンク色の塔と、それに巻き付く龍。一体なんでこんな形になったのだろうか?デザインナーはドラゴンボールのファンなのだろうか?タイならそれもあり得るかも知れない。
まずは塔の横の建物に登って撮影。
改めて凄い建造物だと思い知らされる。
下から見ても確かに巻き付いている。
結構大きい。
足。
これも立派。
早速塔の中から龍の体内へ侵入。
前回はここが閉じられていて中に入れなかった。今回は中には入れそうだが、実はちょっとした懸念があった。
車を停めて降りた時にタイ人のおばさんが話しかけて来て、どうやら塔に電気が通ってないというような事を言ってた。タイ語があまり得意ではないが、とにかく電気が無いから暗いと聞こえた。
なるほど、真っ暗。どうやら窓や空気穴も何も無いようで、照明がなければ漆黒の闇。どうやらこの塔には縁がないようだが、ジミー号には緊急時用にヘッドライトが置いてある。Petzlのヘッデンを付けて再トライしよう。
その前にお弁当のおにぎりでも食べることに。
ここ最近、お店で食事が出来ないので、外でお弁当を食べる事がある。ちょっとしたピクニック気分。
食べ終わったらねこが現れて遊んでくれた。
目つきは悪いが、なかなかいい奴だった。
ねこと遊んでいるとお坊さんが寄って来て。今はもう電気あるよ、と教えてくれた。ちょっとした幸運に恵まれた気分で再度塔に向かうとありがたいことに灯りが付いていた。約3~4分登ると頂上に着いた。
やっとお目にかかれた!嫁さんもご挨拶。
東を向けば遥か遠くにバンコクの摩天楼が見えた。
たった50キロくらいなのに随分遠く感じた。
西にはナコンパトムのシンボル、プラパトム・チェディが見えた。写真では豆粒以下の大きさだけど。
しかし、タイってジャングルなのね。こういう景色を見ると改めて実感する。
龍。
今日は色々とありがとうございました。日本から友人が来れるようになったらまた参ります。
ワット・サムプランには変わった造形物があるのだが、今回は割愛。帰ります。
バンコクとナコンパトムを結ぶ338号線の高架道路は見晴らし最高で気持ちが良い。
帰りはラマ8世橋。
ただいま。
今回のルート。
東西に長くドライブ。
動画は以下。
それでは。