年末年始のカンチャナブリ旅行①
皆様
新年あけましておめでとうございます。
約5か月ぶりの更新となりましたが、とりあえず我々は相変わらずタイ在住で元気にやっております。
2020年7月から始めたアシュタンガヨガも変わらず継続しており、それによって生活スタイルもヨガに合わせて色々と変化し、ゆっくりとブログを書く時間が取りづらくなっておりました。また、昨今のおかしな騒動のせいで旅行にも行きづらくなり、生活の中でブログに書きたいと思うようなネタがなかなか見つからない状況でもありました。
とは言いつつ、タイ国内をちょくちょく旅行はしていましたし、新たな年も始まったので久しぶりに年末年始の旅行記を書いてみようと思った次第です。行先はいつものカンチャナブリなので過去の記事とかぶりますが、何はともあれいつものように旅の想い出を記録に残してみようと思います。
第1日目。
出発は12月29日。仕事納めは30日だが、いわゆる帰省渋滞に巻き込まれるのも嫌なので有休を頂いて一足お先に出発。
ヨガのおかげで今では早起きが当たり前。少し雲はあるが気持ち良い天気の中出発。
Google Mapが予想と違う道筋を示していたが、あえて従ってみた。チャオプラヤ川を越えて西に進む。この橋は恐らくラマ6世橋と思われる。
我が家のジミー号は相変わらず絶好調。しかし、横の窓のスモークが汚いので張り替えたい。年も変わったことだし、近々やってみようかな。
道中でかっこいい改造カリビアンとチェイス。
バンコクではなかなか見かけないが、田舎へ行くと遭遇率が上がる。かつては貧乏人が乗る車と言われたカリビアンも今では玉数が減ってきてある意味クラシックカーの仲間入りか?
ナコンパトムのプラパトムチェディーが見えた。
ナコンパトム中心地を過ぎると風景もかなり田舎になってくる。
約2時間走り、最初の目的地である田んぼカフェに到着。
事前に嫁さんが調べていた田んぼカフェ。郊外ではこういったテーマのカフェが最近流行っているらしい。
参考までにカフェの場所は以下。
一般的にカンチャナブリと言うと多くの方はクウェー川鉄橋を思い起こすだろうが、実際カンチャナブリはとても広い県。ここから橋まで30分ほどはあるので車がないと行きづらい場所かもしれない。
田んぼカフェってなんだ?と思っていたが、店に入って納得。
なるほど、田んぼカフェか。そして目の前にあるなんだかすごい寺院はWat Tham Sua。虎洞窟寺ってところか。しかし、とにかく眺めがよくて気持ちがよいところだったので、初日から大満足。しかし、このカフェを調べて目の前のWat Tham Suaに気づかないところはさすが我が嫁さんだ。
カフェと言ったが、実際はタイ料理屋でもある。調べてみると手羽先が有名らしいので、さっそくオーダー。
ヨガを始めてから食生活も大きく変わったが、ベジタリアンになるつもりはない。もちろんヨガは完全な空腹状態で行うのが理想的なので、消化の良いベジの食事を取り入れることが多くはなったのは事実。でも、やっぱり肉は美味しい。それと、動物が可愛そうという意見を耳にするが、動物も植物も命であることに変わりはない。そこを区別することは等しいはずの命の価値に序列をつける事だと思う。だから食事を頂く時は肉でも野菜でも感謝して美味しく頂くようにしている。生き物というのは他の生き物を摂取しないと生きていけない罪深い生命体なのだから。あくまで個人的な考えだけど。
ともかく、なかなか美味しい料理を食べているうちに本物の牛が現れた。
ただの田んぼと放牧地なんだけど、ここをカフェにするとはなかなか面白いアイデアだな。実際、この周辺には似たようなお店がたくさんあった。
美味しくご飯を頂いたあとは、せっかくなのでお隣のWat Tham Suaへ行ってみることにした。お寺の建造物はともかくあの上からの景色はきっと絶景に違いない。
5分も走るとお寺に到着。年末だけあって多くのタイ人であふれていた。
丘の上に登る方法は二つ。一つは階段でもう一つはケーブルカー。
この程度の階段は屁でもない。最近登っていないが一応ロッククライマーだし、日々のヨガで身体能力は鍛えられている。しかし、このケーブルカーの急斜面度合いが気になってケーブルカーで登る事にした。
乗った瞬間に出発して1分ほどで到着してしまった。しかし、この斜め具合は凄かったし、ある意味スリルを味わえた。
ちなみに階段はこれ。
ご年配の方も登っていた。おばあさん、頑張って!
お寺の本堂?はこちら。
それぞれの建物はみんな立派だった。この丘の上によくぞこんな大きな建造物を建てたものだ。
そしてここからの眺めはやっぱり素晴らしかった。
遠くにクウェー川が見えた。
反対側は田んぼと山。
個人的にはこちらの方が好きだな。左端に先ほどの田んぼカフェが見えた。
お寺の中でちょっと映える場所を見つけた。
最近はどこへ行ってもヨガのアーサナをしてしまう。ヨギのインスタを見ているとどこでもアーサナをしている人たちを良く見かけるが、自分もその一人。
Wat Tham Suaを後にし、次の目的地(休憩地)へ向かう。車で30分ほど走るとカンチャナブリ市街に到着。
ツーリストが集まるクウェー川通りに入ったところでファランのバックパッカーを見かけた。大きなバックパックに象さんパンツ。少し前まではタイでは当たり前の光景だった。世界が狂ってしまう前の時代をふと思い出して、なんだか嬉しい気分になった。
ほどなくクウェー川鉄橋に到着。
ここもタイ人観光客で大賑わい。外国人の姿もちらほら見かけた。
天気が良く、さすがに暑いが、今は乾季なのでそれなりに気持ちがよい。
何度も来ているが、都会育ちの自分にとってこのような自然に触れることは大きな喜びである。
ここは数日後にまた来るので、少し休んで出発することにした。
電車には会えなかったので、線路を超えて先に進む。
先ほども書いたが、カンチャナブリ県はとても大きい。クウェー川鉄橋は県の南東のほんの入り口付近にあり、ここからミャンマーとの国境まで北西に200キロ以上も広がっている。今回はここから約120キロ先のヒンダートまで進む。ジミー号、今回も宜しく頼みます。
次回に続く。