2011年末 北ラオス ② ビエンチャン
2日目 ビエンチャン。
この日は簡単な市内観光。ビエンチャンの町は小さいので自転車があればかなりの範囲を見ることが出来る。歩いてもそれなりの範囲は行く事が出来るので歩いて周ることにした。
まずはビエンチャンの凱旋門、パトゥーサイ。
この建造物が出来た経緯は知らないが、戦後に慰霊碑として建てられたものらしい。デザインは長いことフランスに侵略されていた時代の名残だろうか。オリジナルは随分昔に見たきりなので比較は出来ないが、これはこれでなかなか素晴らしい。
近くで見るとかなり大きい。
パリのオリジナルよりは小さいと思う。
内側の屋根を見るとやっぱりアジアだと落ち着く。
白人の残虐なアジア支配はともかくとして、純粋に和洋折衷の建造物としてはなかなか面白いし、この静かなビエンチャンのシンボルとしての威風堂々とした姿はかっこいい。
この少し北にタートルアンという黄金のストゥーパがあるが、今回は時間の都合もあってパスした。
パリの凱旋門同様このパトゥーサイも登る事が出来る。
塔の内側はこんな螺旋階段があったり、お土産屋さんがあったりして面白い。
屋上。
乾季でも昼間は日差しが強くて暑い。
景色はご覧の通り。
パリとは随分違うけど、これがビエンチャンだ。
屋上にあったよくわからないオブジェ?
彼女の目線は自分と随分違うので面白い。
この後、宿に戻って早々にチェックアウト。次の町へロットゥーで出発!
約4時間後、夕方になる頃にバンビエンに到着した。
相変わらずのドラゴンボール。
ナムソン川沿いの定宿にチェックイン。自分は3度目、彼女は初めてのバンビエンだ。相変わらずのんびりした時間が流れていた。
初めてバンビエンに来たときに、地球の歩き方を見て川沿いのG.H.を探したが、これが大正解だった。何だか凄い所に来てしまった感じがあった。
青白い空に月が出ていた。
神秘的。
ここではやる事があまりないので、自然の中でひたすらのんびりする。
何も考えずに三脚を立てて目の前の景色を撮影。贅沢な時間。
腹が減ってきたら町へ出る。
バーガーショップなどではイカれたファラン達が下らないテレビを見ながら寝そべっているので、敢えてローカルフードの店に行く。
何だか節操ない注文だが、カオピヤックとカオニャオはやっぱり美味しい。
ソムタムはやっぱりタイで食べるもんだなと思ったのを覚えている。
食後は宿に戻って天体観察。
乾季のバンビエンの夜は少し冷える。オリオン座はやっぱり寒空で見るほうがしっくりくる。
ラオスの夜は静かなので、虫やカエルの声に混ざって人の声が聞こえてくる。川の向こうのバンガローも楽しそうだった。
今日はお休みなさい。明日からはバンビエンを満喫。