タイでカリビアン

バンコク移住生活4年目からの記録

ジミー号と有意義な休日

有意義な休日は彼女の健康診断から始まった。


朝からジミー号を叩き起こし、ペッブリーからRCAを抜けて病院へ向かう。
イメージ 1
近道だと思ったらどうやらRCAの駐車場を抜ける道だったようで、わずかながら駐車料金を取られた・・・


病院はラマ9沿いのPiyavate病院。
イメージ 2
とてもきれいな病院。クライミング仲間のタイ人が働いているが、とても大きな病院なので会えなかった。


病院からもらったクーポンで昼食を取ってから、とある場所へ向かう事になった。
ペッブリーから北上し、ラムイントラを経てプラヤスレン通りへ。
イメージ 3
目印はここ。そしてこのモールのすぐ横のソイを入る。


ソイの入り口に小さな黄色い看板がある。ストリートビューで事前に確認してなければ見逃してしまう大きさだ。
イメージ 4
色々あるけど真ん中の黄色い看板です。


何も無いローカルな雰囲気のソイ。奥に進むとまたまた小さな看板と入り口が。
イメージ 5
入り口のゲートは半分閉まっていた。恐る恐る近づくとお姉さんが笑顔で開けてくれ、手招きしてくれた。


SAFARI OFFROAD 4×4。
13.822331, 100.698183
毎度情報を下さるdue*iv*さん、いつもいつも本当にありがとうございます。とうとう来てしまいました。
イメージ 6
とは言え、車を降りるとタイ人女性ばかり。さて、どうしようか・・・と考えているとオフィスの中から何とファランが現れた。これはありがたい。
彼は通称Mini-G。ベルギー出身のモンスターカー・マニアで5年ほどタイに住んでいるそうだ。


早速彼に英語で色々相談を持ちかけてみる。何しろこっちは車に関しては素人だ。
壊れたキャブレターの件やサスペンションのヘタりの件など聞いてみると、まずは試走させてくれと言うので周辺をドライブに行く。
イメージ 7
運転を開始して10秒後、ソイから通りに到達する前に「Suspension is Dead」との事。笑っちゃいけないが二人して吹き出してしまった。
試走しながら感触を聞いてみると、エンジンはOKだがダンパー類と、特にブッシュがダメだとの事。板バネは問題ないしギアもOK。購入してから一度も使った事が無い4WDも大丈夫とのこと。


正直、何となく来てしまったので何をすべきかあまり考えてなかった。Mini-GにプライオリティNO1は?と聞くと、まずはキャブレターじゃないか?と言う。ただ、これは開けてみないとわからないとの返答。Friend Autoで一度見てもらった経緯を話し、もう一度見てもらうことになった。交換なら中国製のコピーで数千バーツ、日本製の新品で1万ちょっとらしい。交換するなら当然ここは譲れない。
ただ、現在はLPGで走行可能なので、とりあえず足回りについて聞いてみることにした。しばしば改造カリビアンを見かけるが、実際いくら位するのか検討もつかなかった。
イメージ 8
Mini-Gはオフ車に詳しい。色々と素人質問をしてもわかりやすく答えてくれるのでありがたいし、何より楽しかった。わからない時は実物で見せてくれた。何しろここは改造カリビアンの見本市みたいな所なのだから。


そんな中、彼女はブログ用に写真を撮って回ってくれていた。
イメージ 9
ホームページで見たような改造車がズラリ。


こんなのも普通にあった。
イメージ 10
これは10インチアップでタイヤは32インチ位。運転席に入れてもらったが思ったより高くは感じなかった。


これはジムニー。
イメージ 11
タイでは珍しい。Mini-Gももちろん知っていて、レアな車だと言っていた。


Mini-Gはこれらが何インチUPだとかシャックルを使ってリフトしているとかタイヤが何インチだとか、そしてそれらがいくらなのか、そういった知りたい情報をどんどん提供してくれた。
オフィスにはパーツがたくさん並んでいたし、改造サンプルの写真ファイルなどもあって、とてもわかりやすいし商売上手だと思った。
イメージ 12
他にお客さんがいなかったのもあってか、随分長い時間丁寧に説明してくれた。


オフィス横の作業場。
イメージ 13
奥で色の塗り替え中のMighty XはMini-G所有。自分で改造してるらしい。そして40インチ以上の化け物タイヤを履かせているとのこと。
ベルギーで乗れるのか?と聞くと公道では無理だとの事。なるほど、彼がタイにいる理由がわかった気がした。


そして結局こうなった。
イメージ 14
まさか今日いきなり・・・と思ったが、今日こそがタイミングだったのだろう。いや、実際は振動の事やホアヒンでパンクして以来空気の抜けが早いタイヤの事を見て見ぬ振りをしながら乗っていた事から早く抜け出したかった。
Mini-GはTrust meと言ってくれた。格段に乗り心地は良くなるし、何より安全になると言ってくれた。彼に任せてみよう。


タクシーが来るまでの間、二人で作業を見ていた。
イメージ 15
20数年間ジミー号を支えてくれたダンパー。くたびれてボロボロだった。


と、Mini-Gが何やら笑顔で持ってきた。
イメージ 16
あれ?ISUZUって書いてある。何と改造済だったのか!とんだオチがついてしまったw

Newジミー号お披露目は来週の予定。
乞うご期待。