タイでカリビアン

バンコク移住生活4年目からの記録

ジミー号 今回最後のSafari訪問? ①

前回キャブレターを新品に交換してやっと一段落したジミー号。
最後の仕上げにまたまたSafariにお世話になることに。
今回はアドバイスを頂いた通りに冷却系のラジエーターファンの交換とガクガクになっているシフトレバーのブッシュの交換。
Safariへの道にも慣れたし、調子が良くなったジミー号で快適にドライブ。
いつものようにSafariに車を止めて皆さんに挨拶。


この日はタイからフランスまでトゥクトゥクで行くと言うフランス人達がちょうど出発する所だった。
イメージ 1
ちなみにこのトゥクトゥクは電動カー。これで19000キロを4ヶ月かけて走破するとのこと。なかなかの酔狂じゃないか!彼らの旅の無事を祈って。


ラジエーターが熱いのでまずはシフトレバーの修理から始める。
イメージ 2
またまた出てきたスズキの純正部品。値段は300B。


Mini-Gが担当。手馴れた感じでシフトレバーを外す。
イメージ 3
一々感動しながら見ている自分達をよそに作業は進んでいく。


あっと言う間に取れちゃった。
イメージ 4
驚く事に古いブッシュが無かった。一体どこへ??


レバーの後は大きな穴が開いていた。
イメージ 5
すぐ下にギアBOXが見えた。なるほど、色々とうるさい訳だ。


新しいブッシュをギアにはめ込む。
イメージ 6
10分程で作業は終了。言葉では言い表せないが、安定感が全然違った。このパーツが無い為にシフトレバーが大きく動き過ぎてギアBOXやクラッチを破壊してしまう事もあるそうだ。たかが300B。されど300B。


続いて作業場を移す。
いつも置いてある骨組みカリビアン。Mini-Gがバギーに改造中だった。
イメージ 7
エンジンも丸裸だったが、きっとこれで公道を走っちゃうんだろうなぁ・・・


冷却水が冷える間にLPGタンクを覆っていた木箱も取ってもらうことにした。
イメージ 8
結構大きな木箱が後ろのスペースを占領していた。


全て外すとかなりスッキリした。
イメージ 9
洗濯機くらいは軽く乗せられるスペースが出来た。これで椅子が倒れてフラットになれば最高なんだけど・・・


そうこうしているうちにラジエーターファンの交換が始まった。
イメージ 10
少し勘違いしていたが、ファンだけでなくラジエーターごとの交換だった。購入当初はサーモスタットがイカれていてすぐに温度が上がり、しばしばリザーブタンクから熱湯を吹いていた。それを直したと思ったらまたトラートでオーバーヒートし、また修理して・・・
そんな歴史のあるラジエーターともおさらば。


水抜き。
イメージ 11
水は4リットルくらい入る。ちなみにタイでは冷却水が凍ることは無いし、中は錆だらけだろうからクーラント液はいらないらしい。


そして登場のラジエーター一体型のオートファン。
イメージ 12
もちろん日本から取り寄せたスズキ純正の新品。


これは今までのもの。
イメージ 13
今まで苦労をかけました。真ん中の部分は交換してリビルトして再利用するらしい。いつの日か別のカリビアンに載って頑張ってね!


前の純正のファンは取り外し、邪魔にならないようにきれいに処理していた。
イメージ 14
こういう職人芸を間近で見られるのはとても楽しい。


新旧交代式。
イメージ 15
新しいファンは確かに大きかった。このファンはモーターが付いているのでエンジンの負担も少しは減るだろう。そしてタイのような暑い国向きで、特に渋滞時に効果を発揮すると、様子を見に出てきたオーナーが説明してくれた。ここで改造するカリビアン乗りには皆にオススメしているらしい。


Mini-Gといつものベテランのおじさんが二人掛かりでチェックしながら組み上げる。しばらくすると終了した。
イメージ 16
見た目はそのままだけど中身がまた大きく進化したジミー号。
実は今回の改造はこれで終わりでは無いので続きは②で。