タイでカリビアン

バンコク移住生活4年目からの記録

'12.12~'13.01 年末年始③ シーパンドーン

チャムパーサックからバスで2時間ほど行ったところにシーパンドーンはある。
メコンに数千の島が点在するためシーパン(4千)ドーン(島)と呼ばれている。
以前から興味はありつつも敬遠もしていたところである。
友人は皆口々に言う。「いい所だけどどうしようもない連中も多い」と。
バンビエンに何度も行ったことがあるのでその意味はわかる。でもいいところなら行って見ようと思った。そういうところに関わらなければ良いのだから。


ナーカサンからボートで進むと確かに小さな浮島がたくさんあった。こんなメコンは初めてみる。

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そして程なくデット島のビーチに到着。


なんともダメな感じが・・・
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フアデットの小さなビーチ。(フアとは頭。デット島の最北端で賑わっている。)
後にここは酷い状況になる。何故って12/30に上陸したのだから。




中心地のバカ騒ぎの大騒音を避けるため川沿いを少し南に下ったリバーサイドに宿を取った。そして自転車を借りて島内観光へ。

最初に行ったのは旧フランス植民地時代の物資水揚げのための埠頭。
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今でも船着場として使用されており、同時に子供たちの遊び場にもなっている。

当時ここから南に向かって鉄道が引かれていて今では廃線跡が生活道路になっている。
そこを自転車で下って行くとデット島とコーン島を結ぶ橋にぶつかる。
ここは夕陽を眺めるのにちょうど良かった。
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帰りは西側の川沿いの道を辿って帰った。
そちらも素敵なコースだった。

夜はやはり騒がしい。特にフアデット周辺はうるさかった。まぁ、宿が離れていてこの騒音に悩まされる事はないから良しとする。

しかし、彼らの傍若無人ぶりは何なのだろうか?いまだにアジアは自分たちの植民地だとでも思っているのだろうか?外国に旅行に来たのにその土地の文化や習慣に興味は持たないのだろうか?
彼らは現地人に対する敬意のカケラも無い。だから嫌いだ。そして何故日本人が好意的に受け入れられるのかが改めてよくわかる。我々日本人の礼儀正しさは世界でも稀に見るもので、他人への気遣いという文化自体が日本固有のものなのだ。

愚痴っても仕方ないので先へ・・・


そうは言っても静かなメコン沿いでグダグダするとなんとも幸せな気分になれる。
こうしてグダグダしていると確かにこの世の楽園なのだ。


翌日はコーンパペンの滝を見物に。料金は忘れたがツアーだった。
このツアーは気の良いタイ人カップルと4人きりで楽しく過ごせた。
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コーンパペンの滝は大迫力だった。
メコン最大の滝で幅300メートル、落差15メートルというもの。
例によって写真ではなかなか伝わらないが凄まじい轟音と濁流は一見の価値がある。
そもそもメコンに滝があるなんて知らなかった。
近くで見ると大迫力


ここは観光地化されておりこんなモノも売っていた。
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から揚げはおいしく食べたことがあるが干物はちょっとグロいので遠慮。


デット島に帰ってからもう一つの滝が見たくなり、また自転車にまたがってコーン島までサイクリング。
コーン島西部にあるソムパミットの滝へ。
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ここはコーンパペンの滝ほどではないがかなりの迫力だった。
そして人が少ないのがまた良かった。
こちらも結構な迫力。



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夕暮れの中、昨日と同じ橋から2012年最後の日没を拝みデット島へ。


2012年大晦日。
沈む夕陽。


まだ早い時間だがフアデットのビーチにはカウントダウン用のキャンプファイヤーが・・・
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騒ぎを横目に二人星を見ながら2013年を迎えたのだった。