メークロン市場へドライブ
先週末にサムットソンクラム県のメークロン市場までドライブに行ってきた。
メークロン市場とはタラート・ロムフープ、列車が通るたびに傘を折りたたむあの市場の事である。初めて行ったのは2013年で、電車の発着に立ち会ったのは8年ぶり。実に久々のメークロンなのでちょっと楽しみなドライブとなった。
クロントイから高速に乗り、ラマ9世橋を越えて西に向かう。
このラマ9世橋は結構高さがあるので、まるでバンコクの空を飛んでいるような気分を味わえる。青空にカシコンビルが映える。
チャオプラヤーの下流側。
向こうに見えているプミポン橋もかなり高さがあって気持ち良い橋だったな。
高速から35号線に入ると後は真っすぐなのだが、この辺りも高架鉄道の建設中で結構ひどい渋滞だった。でも、建設エリアを抜けると広い道路を快適に走れる。
サムットソンクラム県に入ると海側に塩田が見えて来る。白い塊は塩のようだ。
そして道路沿いには塩を売るお店が見えて来る。
大昔塩を買ったことがあったが、安いけど量が多すぎて嫁さんが持て余していた記憶がある。
結局1時間ちょっとでメークロン市場に到着。
ここは河口エリアなので海産物がたくさん売られている。カブトガニはちょっと勘弁かな。
市場を抜けてまずは線路へ。
まだしばらく電車は来ないので、とりあえず駅まで歩く。
電車はホームに停まっていた。
そうそう、こんなかわいい車両だったっけ。という事で記念撮影。
駅舎の先にはメークロン川が流れているので見に行く。ちなみにこの列車の発車は15:30とのこと。
嫁さんの調べでは川沿いにカフェがあるらしい。結構暑いので冷たい飲み物が飲みたくなる。
線路の終点にメークロン川、その横にSutha Cafeがあった。
良い場所にカフェ作ったな。以前来た時はカフェあったのかな?記憶にないけど。
Sutha Cafeはなかなか居心地が良い。
デーンマナオソーダとヨーグルトアイスクリーム。
川を眺めながらのんびりと体を冷やす。本当に居心地が良い。でもメニューはタイ語オンリーなのでタイ語読めない方は頑張って!
さて、そろそろ列車が出発する時間だ。
観光客がいないせいか、それとも遅い時間だからか、市場も以前よりは活気が無いように感じた。とりあえずいくつかまとまって開いているここを撮影スポットにすることにした。
嫁さんのふとしたアイデアから、GoProはここに仕込んでみる事にした。
同じ場所にマナオや野菜も置いてあるし、物を擦ったような跡もないので大丈夫だろう。そもそもアクションカムなんだからそんなにヤワじゃないはず!
そうこうしている間に駅のアナウンスが流れ始め、お店の人たちが手際よく屋根を畳み始めた。
そうそう、このザワザワする感じがたまらなかったのを思い出した。そして向こうからは汽笛の音が聞こえてくる。
進行方向も準備万端。
観光客は3組ほどしかいなかった。
さて、列車が来たよ。
前回は駅に向かってくる列車を見たが、今回はその逆の光景を見る事になった。
しかし、久々でびっくりしたが、こんなに距離感近かったっけ?
いや~凄い迫力だった。そして列車が通過した後は一瞬で営業再開。これまたお見事だった。
そんな訳で列車を見て帰って来た。滞在時間数時間のドライブだったがなんだかとても楽しかった。
ただいまカシコンビル。
ラマ9世橋から見下ろすバンコク。
以前、ナコンパトムの入れ墨寺にサックヤンを彫りに行った時に、友人が「バンコクって大都市だよね」と言った事があったが、こうして高いところからビル群を見ていると、確かにバンコクはデカいなぁと思った。
今回のタイムラプス動画。
列車の通過シーンだけは通常速度で編集しました。
今回のルート。
この道は視界が広くて走りやすいのでドライブにはとてもオススメ。
それでは!
チャチュンサオの3大ガネーシャ
今月の頭になるが、チャチュンサオ県にドライブに行ってきた。
チャチュンサオ県はバンコクの東。シラチャ、パタヤのあるチョンブリ県や工業団地のあるプラチンブリに行く時に必ず通る県。
観光の視点で言えばピンクのガネーシャが有名。
タイ好きな方ならご存じであろう、この有名なピンクのガネーシャはチャチュンサオ県にある。ちなみに写真は2016年当時のもの。
初めて行ったのは2015年の1月だったようで、Yahooブログ当時に記事を書いていた。
ここはいつも100年市場とセットだったな。
ところで、実はチャチュンサオにはあと2体の巨大ガネーシャ像があり、この3つでチャチュンサオ3大ガネーシャと呼ばれている。
上の写真のピンクは見たことがあるが、他2体は見たことが無かったので、ドライブがてら見に行く事にした。
出発早々真っ赤なカリビアンを発見!
同じ色で、しかもほぼ純正だった!この後すぐに颯爽と走り抜けて行った。
ラマ9世通りから7号線モーターウェイに乗り、ラックラバンで下車。少し走ればそこはド田舎。
田んぼも雨季の美しい緑に変わっていた。
ちょっとした小川や水路がたくさんある。盛り上がるような橋を登って川を超える。
バンコク郊外のエリアでよく見かける風景。
線路も何度か超えた。
この線路は先で南下してパタヤ方面に向かっているらしい。
約1時間ちょっとのドライブで最初の目的地が近づいてきた。最後の右折を曲がったところで、遠くの田んぼの真ん中にそれは立っていた。
アントン県のワット・ムアンの巨大座像を思わせる、というかそれとはまた違った威圧感があった。
ぐるっと回って入り口。最初の目的地、クローンクアン・ガネーシャ公園。
ちょっとインド(笑)。
ナイスな駐車場。
ガネーシャ立像の尻めがけて走る。
という訳で入場。
ピンクとは別物。しかし堂々たるそのお姿は必見!
お約束のネズミ。
ネズミ達もリアルでかっこいい。
正面から。
いや、デカいな。。。
足元にはネズミ達。
ギラギラしてた。
公園の裏はバンパコン川。
この少し南にピンクのガネーシャ像がいるが、その近くにムエタイのポープラムック・ジムがある。言わずと知れたタイの英雄、ブアカーオが2004年の日本上陸当時にトレーニングをしていたジム。
なんでも、一日の激しいトレーニングの後にブアカーオ達はこのバンパコン川を泳いで5往復していたとか!道理で強い訳だ、と当時納得させられた。
さて、立ガネーシャさん、さようなら。
ジミー号と記念撮影。
お次は3200号線を少し北に登ったところ。
何やらデカいのが見えてきた。
到着。地図ではLord Ganesha Templeとなっている。
巨大ガネーシャ座像。これまた常識はずれなデカさ!
一体何を考えてこんな像を造ったのか。
でも結構かわいい。
隣にはワット・プローンアーカートと言う巨大な仏塔のあるお寺がある。
ここも何だか凄そうだが、この日はここまで。
ガネーシャ涅槃はもう見たのでこの日は行かなかった。ともあれ、チャチュンサオ3第ガネーシャへのお参りは無事に済ませられた。
良い写真が撮れました。
この日のタイムラプス動画。
天気がとても良く、田舎をのんびりとドライブ出来た。帰りに見事にスコールに降られたけど、雨上がりの空はとてもきれい。そしてラマ9通りは道が複雑で、最後の最後に道を間違えてラチャプラロップまで行かされたドライブでした。
ルートは以下。
楽しい道のりだったな。
それでは!
休日のアユタヤドライブ
前回のブログで休日にチョンブリ県まで海を見に行った記事を書いた。
現在のタイ国内の状況を調べると、行き先の県が許可するのであれば県跨ぎの移動も可能との事らしい。バンコクでもPCR検査陽性者が増えているようだが、「陽性者」であって「感染者」ではない。ちょっと調べれば色々とわかるのに、なんでこんなにおかしなことになっているんだか・・・
ともかく、世の中の混乱を傍目に我々は日々の生活を楽しんでいる。先週の週末も早朝からヨガのオンラインクラスでハーフプライマリー+αを行い、午前中からアユタヤまでドライブに行ってきた。
雨季に入ったバンコク。良い空なんだけど、どこかで一雨来るかもな。
案の定雨に打たれながらも最初の目的地はココ。
ワット・プーカオトーン。バンコクにも同じ名前のお寺がある。確かプミポン前国王が出家なされたお寺だったと思う。
数年前に真っ白に塗りなおされた。
これはこれで美しい。でも工事中で登れなかったのが残念。
嫁さんのリクエストでタイの伝統菓子を食べさせてもらえるカフェに寄った。
ワット・マハタートの前辺りにひっそりとあるカフェ。4階まであるので結構多くのタイ人で賑わっていた。
自分はこれを頼んだ。
アップルソーダとカオニャオマムアンケーキ。知っている方も多いと思うが、タイの伝統菓子にマンゴーにもち米を添えてココナッツミルクをかけるデザートがある。これはそのケーキ版と言ったところか。味はもちろん最高だった。
嫁さんの目的はこれ。
ブアローイというタイの伝統菓子。温めたココナッツミルクに白玉のようなものを入れて食べる。少し前から嫁さんはこのブアローイにハマっている。
まるで和菓子のように美しい。
この青はアンチャン、つまりバタフライピーの青。
ちなみにこのカフェの4階テラスからはアユタヤ遺跡群が見える。
菩提樹に包まれた仏頭で有名なワット・マハタートのすぐ横にあるワット・ラーチャブラナが眼前に。
今日は日帰りのドライブなので、カフェを出てから遺跡群の中をドライブ。
エレファントキャンプは健在のようだ。と言っても今は観光客がいないのでたったの2頭しか見なかった。
お次はここ。
有名な涅槃物、ワット・ロカヤスタ。
確か中井貴一版のビルマの竪琴の撮影に使われていたような…と思ってYouTubeで調べたら、やっぱりそうだった。
当時のビルマ情勢の問題でビルマで撮影が出来ず、タイで撮影を行ったとの事。ワット・ヤイチャイモンコンなどのお寺も使われたのだとか。しかし、1985年のロカヤスタ周辺はこんなジャングルだったのか!ちょっと驚き。
続いてクメール遺跡として有名なワット・チャイワッタナラーム。
個人的にアユタヤで一番好きな遺跡。カンボジアのアンコール遺跡群を彷彿させる仏塔。なんだか久々にシェムリアップに行きたくなった。
以前に登った中央のこの仏塔は、もはや登れなくなっていた。
数年前にラチャブリーのコウモリ寺に行った際、コウモリの糞の想像を絶する程の悪臭を体験し、それ以来この悪臭は苦手になっていた。ここに登ってもその悪臭を思い出すだけなので、登れなくてもいいけどね。ただ、目の前を流れるパーサック川の眺めはなかなかだった。
この後、定宿のTony’S Placeを覗きに行ったが、現在は閉鎖されていた。お気に入りの宿だったので、今後の再開を切望するところだ。
そんな訳で日帰りアユタヤドライブは終了。
アユタヤ駅を横目に帰ります。
帰りの高速から見たドンムアン国際空港。
以前は発着便がひっきりなしに飛んでいたのに、今では駐機場と化していた。早く以前の状態を取り戻せれば、と思う。
今回のタイムラプス動画。
途中雨に当たったけどガラコのおかげで視界良好。
以下はルート。
アユタヤはルートがいくつもあるので、その時々によって異なる道を走る。今回の道もとても楽しかった。
それでは!
休日のドライブ
本日タイ国はVisakha Buchaのため祝日。
このVisakha Buchaがどういった日であるのかはわからないけど、せっかくの祝日なのでちょっとドライブすることにした。目的地はパタヤで有名なチョンブリ県。
チョンブリ県でもバンコク寄りの海沿いにあるChalomkhawithi Bridge。海に張り出した約7キロのこの橋の上にあるCafe on สะพาน(サパーン)。สะพานは橋の意味なので、つまり橋の上のカフェという事になる。以前のブログでも書いた事があると思う。
今日もよろしく、ジミー号!
Google Mapによると、所要時間は1時間ちょっと。
しばらく前からMap上のアイコンが赤い車に変わった。
2008年頃までは高架の車道として世界第1位の長さであったBangna Chonburi Expy。いつもRock DomainやMEGA bangnaへ行く時に使うので走り慣れた道でもある。
全長約55キロの気持ち良い高速道路を走り抜ける。最近は疫病のためか道が空いている事が多い。
道を降りればそこはスクンビット通り。
あっという間にチョンブリ県。この辺りにはアマタナコン工業団地があるので日本人にも馴染みのあるエリアと思われる。
スクンビットを数キロ進み右折すると目的のChalomkhawithi Bridgeに到着。
あの先に海が待っている!
と思ったら
超が付くほどの引き潮で海が無かった… 海を見に来たら海が無かったなんて。そういえば今日はスーパームーンだった。なるほど!ちなみに皆既月食でもあるらしい。
でもこの橋はドライブにはとても気持ちが良い。
タイ人も休日にはドライブに来るようで、路肩には屋台カーが出ている。
ほどなく目的地に到着。
ここに来るのは数回目。パタヤ帰りに寄る事も何度かあった。
まずは乾杯。
ミントレモンソーダとチャーマナオ。
水は無いけど網の上でポーズ。
このくらいの高さなら怖くない。
昔の写真を漁ってみたところ、初めて来たのは2017年の10月だった。その時は今回とは真逆で満潮だった。
海水はかなり上がっているし、このカフェも当時は無かったので同じ場所とは思えない。
お昼ご飯。
サバのニンニク炒めとカオパット。どちらも美味しかった。
デザート。
北海道チーズケーキ。どの辺が北海道なのかはわからない。
チョコレートエクレア。
味はコーヒーだった。後ろの網の上ではGoProセット中。
食後はのんびり。
ここは結構穴場だな。また海が見たくなったら来よう。
帰りも高速であっという間。
バンコクの摩天楼。帰って来た!
今日のタイムラプス動画。
橋の一部が工事中で真っすぐ走れなかったのがちょっと残念。
本日のルート。
とても良いドライブでした。
それでは!
バンコクのインド人街・パフラット市場
バンコクの中華街の近くにインド人街がある。パフラットと言われるエリアで、インディアエンポリウムやシーク教寺院を中心にインド料理屋やインド雑貨屋などがせせこましく立ち並んでいる。
随分昔に何度か行った事があったが、最近の色々な規制のためにバンコク内をふらふらすることが増え、MRTが延伸してパフラットに行きやすくなった事もあって、ここ最近は週末によく遊びに行く。
旅行者がいなくなってから交通渋滞が減り、都内を運転しやすくなった事もあり、直近ではふらっとジミー号で行くようになった。もちろんこの状況を喜んでいる訳ではないけれど…
パフラット周辺の駐車場。後ろに見えるのはシーク教寺院。
ちょっと前のタイムラプス動画。
この時はMEGA bangna経由でパフラットへ行った。ヤワラート通りをジミー号で走ったのは初めてかも知れない。
以下はルート。
バンコク中心部を東西に1周。正確にはサムットプラカン県にも入っているけど、MEGA bangnaはバンコク首都圏内と見なしているのでバンコクとしています。
MRTでパフラットに行くならSam Yot駅から徒歩5分程で着く。駅を降りると銃器店がたくさん並んでいるので興味があれば覗いてみては。
ハンドガンやショットガンなどが売られている。そして何故か店員がインド人だったりする。謎…
パフラットの中心地、インディアエンポリウム。
館内は布地を売るお店が中心。最上階にはフードコートがありインド料理を頂けるが、今現在はどうなっていることやら・・・
このインディアエンポリウムを正面に見て左側のソイにお店が集まっている。
狭いソイにインド雑貨屋やインド料理屋が立ち並ぶ。もちろんインド人もいっぱい。ここに来ると十分にインド気分に浸ることが出来る。
パクソイにはサモサ屋さんがある。
これがまたとても美味しい!破壊力も抜群なので食べるタイミングが難しい。
これは噛みたばこかな?
ミャンマーでもこんなの見たな。おっさんもおばさんも歯が真っ赤だった。インド人もこういったものを嗜好品として使用するのかな?
雑貨屋にグラブジャムンの缶詰が売っていた。
世界一甘いお菓子として知られるグラブジャムン。これが好きだと言う日本人は今までに一人しか知らない。でも自分は大好きだ!
道端にHimalayaブランドの商品が売っていた。
バンコクではなかなか見つからない。
パフラットに来ると基本ターリーを食べる。と言うかターリーを食べに来ると言った方が正しいかもしれない。
これは運河沿いのMama Restaurant and Sweetsのベジターリー。
その隣のTony'sのカレー。
ネパーリー料理との触れ込みだが、メニューを見る限りではインド料理屋。ここは一番高いカレーでもTHB100。我々の知る限りではバンコクで一番安い。
行きつけのOm Umadeviではいつもマサラティーやスィーツを頂く。
ここのチャイは生姜たっぷりでとても美味しい。値段も1杯THB15とお手頃なので、よくお代わりをしてしまう。
今日は人数制限があったので店の前でチャイを頂いた。
路上チャイなんてインドみたいだ。
Royal Rasoiでも何度かターリーを頂いた。
以前嫁さんはドーサを頼んだが、やっぱりデカいのが来た。ドーサがあるという事は南インド料理屋かな?でもミールスではなくターリーと書いてある… まぁいいや。
パフラットはネコ天国でもある。
狭いところで寝ているのをよく見かける。
こいつは大分お歳のようだが人懐っこい。
立って挨拶してくれた。
今日は暑かったので。
この後起こしたら遊んでくれた。
このネコは人間みたいな顔してた。
ちょっと恥ずかしがり屋さん。
うさぎもいる。
いつもいるんだけど、何の目的でここにいるのかわからない。
これは1つ隣のSanam Chai駅前にいる、とても人懐っこいネコ。
この後ズボンが毛だらけだった。
Sanam Chaiにあるパークローン市場前のスタバの2階からはチャオプラヤー川が見える。
遠くに見える尖塔は暁の寺院、ワット・アルン。
休日はカフェに行って二人で読書をして時間を過ごす事が多い。ちなみに今読んでいるのはランダル・レイ教授著「MMT現代貨幣理論入門」。MMTの概要はもちろん理解しているつもりだが、この本は中野先生の著書のように簡単に読み進める事が出来ない。今までは日本の経済や財政の視点から勉強していたが、この本はアメリカの目線だからかな?それとも内容が専門性が高いのかもしれない。いや、自分がアホだからか。。。
ともかく、読書に疲れて外に出ると目の前にこんな景色が広がっている。今、世界中の人たちが海外旅行に出られない状況が続いている。その事を思うと、自分たちは随分と贅沢な立場なのだと改めて実感する。そして、世界の状況がどんなにおかしくなっても、自分たちは前向きに、日々を楽しんで生きて行こうと強く思っている。
チャオプラヤー川に架かるPhra Pok Klao橋は少し前に整備され、チャオプラヤースカイパークとなった。
パフラットは周辺の徒歩圏内にも観光できる場所があるので、1日いても飽きない。
今日は特に天気が良く、暑季らしくモクモクと雲が浮いていたのできれいな動画が撮れた。
パフラットは行政区であるドゥシットエリアから近いので、帰りに王宮ワット・プラケオとカオサン通りも通って見た。残念な事に、カオサン通りはシャッター街になってしまっていた。少し前、クッド島に行く時にカオサンに泊まった事があったが、その時は夜遊びしに来たタイ人でクラブ周辺がごった返していた。今は店内での飲酒が禁止なので、飲酒が解禁になればまた少し賑やかさを取り戻すのかも知れない。
本日のルート。
バンコク中心地を1周り。
最後に、世界がまともだった頃のカオサンの定点映像でもどうぞ。
懐かしき在りし日。
それでは皆様、健やかにお過ごし下さい!
ヨガを始めて10カ月経った
昨年の7月初旬にアシュタンガヨガを始めてから約10ヵ月が経った。
自分がヨガを始める前から嫁さんがアシュタンガを少しやっていたので何となく見ていたが「こんな事絶対出来ない」と思っていた。
ところが、10カ月もやっていると無理と思っていたポーズ(アーサナ)も段々と出来るようになってくるから人体とは不思議なものだ。そして、やっぱりどんな事でも続ける事には大きな意義があるという事を改めて実感した。
「出来るようになってくる」と書いたが、それは手が届くようになった、とか形作る事が出来るようになっただけで、まだまだ全然ポーズの深さもポーズの理解も初心者レベルである。しかし、それでもポーズの組み立てすら全然出来なかった最初の頃に比べれば随分と成長した。
アシュタンガヨガには6つのレベルがある。まずPrimary Series(初級)。次にIntermediate Series(中級)。そしてAdvance Series(上級)がAからDまで4つある。もちろん最初はPrimaryから始める。アシュタンガヨガのポーズはラジオ体操のように全てシーケンスが決まっている。正確にはポーズ、呼吸、視点が決められているので、世界中どこのシャラに行ってもアシュタンガのクラスなら同じことをやっている事になる。これによってヨガをしながら瞑想状態に入っていく。故にアシュタンガヨガは動く瞑想と言われている。
手本となる動画は以下のもの。
アシュタンガヨガの創始者、Sri K. Pattabhi Jois氏によるサンスクリット語のカウントに沿って彼の子弟達が流れるように次々とポーズを決めていく。この動画はアシュタンガヨガのバイブル的な映像と言えるものだと思うが、少しだけポーズが省略されている。
そのため、現在は以下の動画を使っている。
この動画は、上記Pattabhi Joisの音声を編集して完全なPrimary Seriesを再現している。しかも声は聴きなれたPattabhi Jois氏のものなので、これが一番やりやすい。我々はPrimary Seriesのシーケンスは完全に記憶しているので、練習中は音声のみ聞いて基本的に映像は見ない。
YouTubeでAshtanga Yoga Primary Seriesと検索すれば様々な映像が出て来るので、時々違う先生の音声を聞いてやることもある。先生が違うと感覚も少し変わるので、それはそれでまた面白い。
以下のLaruga Glaser氏のカウントはちょっと早めだが、イケイケな感じで楽しい。
しかし、ガンガン次のポーズに移って行くので、終わると結構疲れる。
我々は定期的に自主練を撮影している。狭い室内で撮影するときにはGoPro8がとても役に立つ。Super View(超広角)にすると魚眼のゆがみが激しすぎるので、Wide(広角)にセットし、定点撮影なのでHyper Smooth(手振れ補正)もオフにする。そうして少し距離を取って撮影すれば全体を写せる。
1時間2~30分を3分弱にしたので約30倍速の映像になる。常夏のタイでしかも今は暑季。締め切った室内で二人でやっていると大量の汗をかく。終わるころにはヨガマットの上に敷いたヨガタオルが汗で変色し、重くなるほどだ。しかし、この快感はやめられない。
まだまだ出来ないポーズもあるけれど、10ヵ月でここまで来たのでこれから先何年も続けたらどこまで行けるのだろう?そんな期待を胸に抱きながら日々ヨガの練習を続けている。
こうして天地逆に見る景色はとても不思議。
ビーチでも。
体重をかけると砂がへこむけど。
家でも。
今は変な騒動のせいで家にいなければいけない時間も増えたが、ヨガを始めたおかげで退屈することもない。
ヨガの目指すところは心の作用を滅すること。色々なことに流されず、心と体の健康第一でこれからもヨガの修練に励んで行こうと思っている。
それでは。
今年のソンクランはクッド島
もう先月の話になるが、今年のソンクラン休暇はクッド島へ行ってきた。
タイ東部トラート県沖に浮かぶクッド島はタイでは今や数少ない秘境の一つとして知られている。その存在を知ったのは10年ほど前になるが、タイにもう10年以上住んでいるのに去年の9月まで行った事が無かった。しかし、昨年一度行ってから我々はこの島をいたく行き入り、今回の訪島でもう4回目となる。
いつものようにGoPro8とOsmo Actionで動画を撮ったが、編集が面倒なのでタイムラプス動画をつないでムービーを作成してみた。
見ているとまた行きたくなる。
後は島での写真を少し。
毎回訪れるビーチ。Bang Bao BeachにあるSiam Beach Resortの桟橋。
こんな素敵な場所で、しかもソンクラン休暇の真っ最中だと言うのに人がとても少ない。
我々はコロナ以前のこの島の様子を知らないのだが、それはともかく現在のこの人の少なさ、というか静かでのんびりした雰囲気がとても気に入った。
ここはGood View Cafe。
島に行くと必ず訪れる場所。何故かいつもブルーハワイを頼んでしまう。
今回海水浴をしたのは島北西のSecret Sunset Beach。
このビーチに来るのは昨年9月、最初にこの島に来た時以来。
ビーチ眼前のKoh Mai Siには何と空港がある。
このすぐ北こは超高級リゾートSoneva Kiriがある。Sonevaのお客さんはトラート空港からヘリで運ばれると聞いたことがあるが、セスナも飛ばしているのかな。
前回は誰もいなかったけど、このビーチの北部がSonevaの敷地になったようで、今回はそこそこ人がいた。
とは言っても楽園である事には変わりがない。
Bang Bao Beachの夕陽。
今回は雲が多かったのだけど、それはそれで美しい夕陽に出会える。
Siam Beachのレストラン。
この日もそうだったけど、この滞在期間中は日没後に激しいスコールがあった。日中熱されて蒸発した水蒸気が日没後に一気に冷やされて落ちて来るのだろうか。ともかく、毎夜ギリギリでリゾートに駆け込んで難を逃れた。
今回宿泊したのはFar East Resortというバンガロー。
結構ギリギリに予定を決めたので、安い宿はここ位しか残ってなかった。でも、いつも質素なリゾートに泊っているので特に問題は無かった。というか、ホテルの立地や値段を考えると普通に満足な場所だった。完全に庶民派な宿だけど。
今回ものんびり滞在なので、朝はヨガ。
我々の部屋はジャングルに面していたのでなお良かった。
リゾートのすぐ近くにあるカフェ、Black Bananas Koh Kood。お兄さんがとてもフレンドリー。
ケーキや飲み物を頂いたが、とても美味しかった。店内でだらだらしていると写真のネコ、ピーマイさんが挨拶に来てくれて遊んでもらえる素敵なお店。
クッド島は犬猫天国。
ちょっとだけAbbey Roadを思い起こさせる4匹の犬たち。大抵の犬は声をかけると遊んでくれる。
お姉さんとは顔見知りのKoh Kood Mermaid Boutique & Cafe。
ここの朝ごはんが最高!
滞在中何度かお邪魔させていただいた。
幸せなごはん。
ビーチヨガ。
これがまた気持ち良い。
ジャングルヨガ。
なんだか世の中大変だけど、ここに来てヨガをする事でとてもリフレッシュ出来た!
こんな大自然の中で朝からシャバーサナが出来る幸せ。
それでは皆様、おやすみなさいzzz