'18.07 インド⑥ プシュカル
ジャイプールから車で約2時間半、ヒンドゥー教の聖地と言われるプシュカルへやってきた。
ドライバーのShivaは個人的にこの聖地で沐浴をするそうなので、とりあえずガートまで連れていってもらった。
ここで久々にインドの洗礼を受ける。ガートへ行くとよくわからないおっさんが待っていてお祈りをする事に。お祈りが終わると家族の人数分一人1,000ルピー払えと言ってくる。呆れて笑ってしまい、祈ってもらった分の小銭を置いて立ち上がる。もっと払えと言ってくるが強制できるものでもないので無視して立ち去る。
確かにジャイプールでは見かけなかったヒッピーみたいなファランを見かけるので、あぁ、ここは観光地だった、と改めて認識。ヴァラナシでも同じ事があったが大金をせびられた記憶はないので、ここはある意味ヴァラナシよりもろくでもない街とも言えるのか。
とは言ってもインドってそういうところだった。8年前ならそのままキレていただろうが、今ならこの状況も十分楽しめる。早速街歩き。
汚くて、ろくでもないものが売っていて、牛がいる。インドだな~
こうして写真を見ると、一般的なインドのイメージに近いかな。
タイの田舎にも牛はいるけど、その扱いが全然違う。でも多くの牛は耳に番号を付けていたので、ちゃんと管理されているのかな?
ここでの探しものはコレ。
HIMALAYAブランドの石鹸。ジャイプールではこの石鹸をなかなか見つけられなかった。
NIRVANAカフェ。
ヒッピーみたいのがいっぱいいそう。
お腹が減ったので入ったのはLake View Cafe。
確かにLake View!
ご飯はチャナマサラにアルゴビ、それからチャパティ。
普段ベジは選ばないけど、ここはベジしかないので。でもとても美味しかった。
ガート。
彼女が5年前に泊っていた宿を探す。それにしても、自分が泊まった所をちゃんと思い出せないなんて、まったく。といつも思う。しかし、それを予見して出発の見送りの際にコンデジを持たせた。その時撮っていた写真や動画のおかげで大体の場所は特定出来た。
食後は彼女の古巣探しをする事にした。
プシュカルには52ものガートがあり、似たような丘も2つある。街並みも似ているのでわかりにくい。でもとても小さな街なので、足で探すこともできる。
道々インド人に「俺を撮れ」とポーズを決められる。
それから大抵は自分も含めた撮影会が始まる。楽しくて良い思い出になる。でも、フィルムカメラの時代だったら大変だろうな。
慌ただしい街中を歩く。
しかし本当にカオスだな。
こういうしょうもない奴もいっぱいいる。
サドゥーの家系であるShivaが言っていた「金儲けのためにサドゥーに扮する人々」、つまりインチキの物乞い。こういうのがいると街の品位は落ちるのだけど、それもひっくるめてインドってこういう国なんだろう。そう思うと何でも納得できてしまうGreat India。
湖の周りをぐるりと回っていくとそれらしき場所に到着した。
彼女の部屋からの景色はこんな感じだったらしい。どうやら少し改装したようだ。
5年前の思い出に耽ってみたら?
自分は同じ場所に再び行くのが好きなんだけど、その理由の一つは、昔の自分と今の自分を比較できるからかな?と思った。
ここは静かなので落ち着く。
沐浴というか海水浴だよな。ヴァラナシではみんなまじめに沐浴していてこういう姿は見なかったのでちょっと意外だった。
5年振りのただいま。
おかえりなさい。
ここの犬が突進してきた。
まるで戻りを歓迎してくれているかのように懐いてきたうえに、しばらく後をついてくるカワイイやつだった。
そういえばこの宿の前はらくだの飼育場だった。
行ってらっしゃい。
そういえばバンコクのドゥシット動物園が郊外に移転のために今月末で閉鎖になるんだっけ。らくだに会いに行って来ようかな?
いや、らくだがいたのはサファリ・ワールドだったっけ。