タイでカリビアン

バンコク移住生活4年目からの記録

'18.07 インド⑤ プシュカル

先週末、タイは3連休。おかげで、というかそのせいにしてインド編をサボっていた。

3連休に何をした訳ではないが、日常に戻ったので旅行記も再開しないと。
 
 
2日目。
 
 
濃いインド。昨日1日でどっぷりインドに浸かってしまい、今日はもう嫌になった。というような事は無く、今日はまた心新たにショートトリップへ。
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まずはホテルの屋上からおはようインディア!
 
 
インドなので快晴とはいかないけど、天気はなかなか良い。
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みんな、モンスーンの影響で雨が降ると言う。タイと同じで今のラジャスターンは雨季。でも、今回の旅行は天気には本当に恵まれた。
 
 
今日もお屋敷の朝食。
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懐かしいと彼女が撮った1枚。
 
 
ご飯は相変わらず美味しい。
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40代ともなればこんなインド旅行も悪くない。と言うかとても良い。
 
 
今日は初日に空港で出迎えてくれたShivaの運転で、ヒンドゥー教の聖地、プシュカルへ1Day Trip。
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Shivaはホテルのドライバーとしての仕事はほぼ初めてとの事だったが、とても誠実で空気の読める素晴らしいガイドだった。本業はラジャスターン州のガイドを主とする旅行会社らしい。
 
 
ジャイプールからプシュカルへは150キロ程度。うちからパタヤにちょっと足したくらいか。まぁ2時間ちょっとかな。
ジャイプール市街から48号線でひたすら西を目指す。
郊外の高速道路は道も良く快適。道々Shivaがラジャスターンの事を色々と説明してくれた。地域によって町や人にColorがあると言う表現はなかなか面白かった。ジャイプールはピンク、ジョドプールはブルー、ジャイサルメールはゴールドといった具合に街に色があり、人々にも色があると言っていた。今度機会があればジョドプールとジャイサルメールには是非行ってみたいものだ。
 
 
道すがら、タイでも見かけないような光景もチラホラ。
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穀物を積んでいるらしいが、このはみ出し方は凄い!
 
 
プシュカル手前の大きな街、アジュメールを迂回してどこかで途中下車してくれるようだ。
道々Shivaの興味深い話が続く。Shivaはサドゥーの家というかカーストの家に生まれ、父の代でサドゥーとしての伝統的な生活をやめて街で旅行代理店を始めたと言っていた。ついでにカーストの事やサドゥー、ババの事なども色々と聞いてみた。
Shivaの話は本当に興味深い。
 
 
ひとまずの目的地はBudha Pushkar Lake。Shivaがオールド・プシュカルと呼んでいた。ここは古いガートのようだが、今でも参拝するインド人は多いらしい。
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わざわざ遠回りして寄ってくれたようだ。ありがとう、Shiva!
 
 
Budha Pushkar Lake。
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今になって思えば、こういう所こそが本当に神聖な場所なのかも知れない。
 
 
上からガートを眺める。
ガートを見るとインドに来たという実感がある。8年前に見たヴァラナシのインパクトはまだ記憶にちゃんと残っている。
 
 
しかし、ここは人が少なくて良い。
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異教徒がお邪魔してすいません。人に宗教を聞かれる時は神道(Shintoism)と答えるようにしているが、ほとんどの人が知らないのが残念。Shivaも知らないようだった。KLのモスクでガイドしてくださったムスリムのおじさんがShintoismを良く知っていて高く評価してくれたのだが、それが稀な事だったんだろうな。
 
 
 
Budha Pushkar Lakeを後にする。Google Mapによるとプシュカルはもう目前。
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なんだかワクワクする。
 
 
程なくプシュカルに到着。
さて、どんな聖地なのかな。
 
 
彼女は2013年8月に一人でプシュカルへ来ている。あの時は我々にしては珍しく別行動をした。旅中は彼女一人で移動の手配に色々と手間取ったりして大変な事もあった。でも、彼女はその時のプシュカル旅行を自分なりに大いに楽しんだようだ。そしてその時の写真や動画を見ていて、いつか行ってみたいと思っていた。
あれから5年が経って自分たちも少し歳を取り、改めて二人でプシュカルを訪れる事が出来た。
今までは自分が訪れた土地に彼女を連れていく事がほとんどだったので、今回は自分にとっても新鮮でもあった。
おまけに2013年8月の彼女のインド旅行の動画をあげて見ることにした。
画質があまり良くないのがかえって効果的にインドの迫力を表現することにつながっているように感じる。
お暇な方はどうぞ。