タイでカリビアン

バンコク移住生活4年目からの記録

Kirk Hammett フレット浮き修正

しばらく前にこのブログでもアップしたKirk Hammettモデルギターについて書いてみることにした。


気に入って購入してから日々弾いているのだが、実は購入時から1箇所難点があった。
9フレットにフレットの浮きがあったのだ。店頭で試奏した時から気付いてはいたが、直し方も知っていたのでそのまま購入した。
以来先延ばしにしていたが、やっと手をつけることにした。
イメージ 1
ちょうどピックの先端。写真ではわからないが目視でも明らかに浮いていた。ちなみにメタルでは8フレットを多用するので、ここの浮きは致命的と言ってもよい。日々弾きながらも実はストレスになっていた。


用意したものは以上。
イメージ 2
重要なのがやっとこ。それと修正用のペンチ、フレット溝掃除用のカッター、マスキングテープ。替えの弦はダダリオの009~042。
写真には無いがあて木とハンマーも必要。


まずは指板保護のマスキングテープを貼る。
イメージ 3
こうしてからやっとこを隙間に入れ込みゆっくり引き抜く。


実際抜くのは初めてだが案外簡単に抜けた。
イメージ 4
へ~、こんな形なんだ、という感想。


抜いた後のフレットの溝。
イメージ 5
この程度のギター(価格は知らないが高級ギターではないはず)なら手作業では無いと思うが、実に細かく精密に作られていることがわかる。


溝を広げたりしないように優しくカッターで溝を掃除。
イメージ 6
木屑を取る程度で良いと思う。


それからあて木をしてハンマーで端から叩いてはめていく。
イメージ 7
適当なあて木が無かったのでミャンマーで買ったマッサージ棒で代用。


作業は以上。
イメージ 8
予想以上に簡単に出来た。早速玄を張って弾いてみるとビビりが無くなっていた!


これで快適なギター生活が送れるようになった!