タイでカリビアン

バンコク移住生活4年目からの記録

Simondのトレーニングボードで家トレ

COVID-19に対する非常事態宣言発令により、ここバンコクでも商業施設が閉鎖しているため週末のクライミングに行かれなくなって久しい。

そんな中でも、家で出来る事はやっていきたい。

 

今家で日々行っている事はこれ。

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クライミングのトレーニングボード。SimondのBallsy Boardという商品。Decathlonで販売されている。

 

昨年自宅に設置した時の記事は以下。 

これが来た時は本当に嬉しかったな!

 

壁に穴を開けずに済んだ。

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物置で日々ぶら下がる。

 

以前も動画をあげたけど、最近暇だったのでまた撮り直して編集してみた。

正直、我々は週1ジムクライマーで熱心なクライマーではない。なので、指皮がやわにならないように、と現状維持が出来ればよいかなと思っている。

何年登ってても6Cくらいまでしか登れないけど、無理なくクライミングを楽しんでいるので健康のためにちょうど良い。ボード作成に協力してくれたタイ人の仲間には本当に感謝している。

 

 

バンコクの非常事態宣言は4/30までとされているが、果たしてそこで宣言を解除できるだろうか? 今のところ通常勤務が出来ているし(仕事量は減ってはいるが)、食品にも全く困っていない。

政府の対応がそれなりに成果を出しており、ここ数日のタイ国内の新規発症者は日々50人以下まで収まってきている。しかし、解除したらまた一気に感染が拡大する可能性もあるので判断は難しいところだろうな。我々も長期戦の覚悟でいる。欧米のロックダウンに比べればタイの状況は全然マシと言えるだろう。

 

最近2点ほど気になるニュースがあった。

1つ目は、ノーベル賞を受賞された大村智博士が発明したイベルメクチンという寄生虫駆除薬がCOVID-19の増殖抑制に非常に効果的であると、オーストラリアの研究機関が発表した事。このイベルメクチンはすでに各国の薬事承認を得ているし、在庫も豊富で生産ラインも確立されている。これから臨床試験が始まるだろうが、既に今ある薬がCOVID-19の治療に効果的となれば、とても明るいニュースとなるだろう。

何より、大村名誉教授が病に苦しむ発展途上国の人々のために特許を放棄した点はとても素晴らしいと思った。同じ日本人として誇りに思う。

 

2つ目はドイツの出口戦略について。

ロックダウン後の再開に向けて、ドイツでは無差別に選出した10万人(だったかな)にPCR検査と抗体検査を行い、既に免疫を獲得した人には抗体証明を発行して制限を解除するという話。実際、一度発症して完治した人が再度発症する例もあることから、この策にはリスクもあるが、ワクチンが出来るまでロックダウンは出来ないし、経済をある段階で正常に戻していくきっかけとしては有効な策かも知れない。

どのみち、人類の多くが抗体を獲得しないとパンデミックは収束出来ないのだから。

 

ともかく、しばらくは我慢の時かな。

皆様も心身のバランスを崩さぬよう、頑張ってこの難局を乗り越えましょう!