タイでカリビアン

バンコク移住生活4年目からの記録

’16.06 Bouldering Asian Cup Bangkok 2018

先週末に風邪を引いてしまい、毎週恒例のクライミングに行かれなくなってしまった。その代りに土日の2日間、バンコクのSIAMでボルダリングアジアカップが開催されるので土曜に観に行った。
幸い風邪は大したことなく、見学には行かれた。
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会場はSIAMのHard Rock Cafeの広場。


結構人が集まっていた。
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顔見知りもとても多く、その半数はスタッフをやっていた。狭い世界だなぁ。


国際ルートセッター達がセットした課題。Urban ClimingのChampもセットに加わっていたらしい。友人の間でもChampの課題は評判が良い。
とんでもなく強そうな日本人のセッターも来ていた。
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出場国はASEAN諸国とインド、ネパール、台湾、香港、韓国、それとファランがいるが、彼らはタジキスタンやカザフスタンからの参加。韓国は中堅の選手なのだろう、トップクラスが出ちゃったら強すぎて勝負にならない


さて、競技スタート。
ワールドカップなどをYou Tubeでよく見るが、実物はもっと興奮した。予想以上に楽しいな、コレ。


早速知り合いが出場していた。
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パッカードはまだ子供の頃から登りを見ているが、最近は大分女子づいて来ている。しかし登りは強い。


こちらの香港の選手も強かった。体形は安間佐千っぽかった。
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しかし、どうやって保持しているのかさっぱりわからない。


こちらは男女ともタイチーム。
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パッカードといつもRock Domainで登っているソン君。ガンバれ!


もう一人、昔から知っているミン。
予選をトップ通過したタイ女子最強選手の一人。この課題も皆が登れない中見事に落とした。


ブラシしているのはRailey Rock ClimbingのTOTOだった。
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何かありがたいブラシだな。


最近メキメキ強くなってきた3姉妹の長女。
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まだ子供ながらに結構活躍。


ムーブはこんな感じ。
後1手が取れない。この後、コリアンチームの娘が落としていた。


目の前にいた香港チーム女子3人組。
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カッコイイ!そして強そう。
結局翌日の決勝は家でネット観戦。結果タイチームは惜しくもトップを逃したが、何よりも選手のみんな、ありがとう!という感じだった。


クライミングは2020年東京オリンピックから正式に採用が決まり、日本ではかなりのブームになっていると聞く。
最初その話を聞いた時はいまいちピンと来なかった。クライミングは他人と勝ち負けを争うというよりも、自分との勝負の要素の方が強いのではないかと思うからだ。知らない選手が登場しても、想像を絶する強さと摩訶不思議なムーブで課題を攻略するの見ていてると気がつけばその選手を応援してしまっているようなスポーツなのだ。だからメダルに象徴される競技の要素が強いオリンピックで観客にどうみえるのか想像がつかなかった。
でも、こうして生でコンペティションを見ると、競技としてこれは盛り上がるな、と確信した。
しかも日本はボルダリング最強国家と言って過言ではない。ワールドカップの各大会でも表彰台に必ず誰かがのっている。
だからメダルは確実だろう!
一時帰国して観戦に行きたいなぁ。