タイでカリビアン

バンコク移住生活4年目からの記録

第四日 スコータイ~パヤオ

第四日 スコータイ~パヤオ

素晴らしかったスコータイ観光を終え、今日は再び長距離移動だ。
目的地はパヤオ。会社の友人と合流する為だ。
実際にパヤオで待ち合わせをした訳ではないが大晦日の合流場所に行く中継地点としてこの町が一番便利だった。

カンペーンペットからスコータイまで北上してきた101号線を更に北へ向かう。
パヤオまではかなり距離があったので途中の休憩地点としてまずはプレーに向かう事にした。


町を出てしばらく行くと山間部に入ってきた。
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景色は素晴らしい。景色は。


きつい坂道で悲鳴をあげるジミー号。
ギアが嫌な高音を出している。


道路の状態はまあまあだが起伏が出てくると今のジミー号には正直かなり辛いところだ。
シフトチェンジも激しくなりちょっと急な坂になるとトラック用のレーンで2速運行になる始末。基本的にスピードは出ているので冷却水には問題ないが2500回転で燃えるにおいがしてくるので高回転は出来ない。

不安な中地図を確認するとプレーのしばらく手前で西に折れる11号線がある。地図で見る限り101号線よりはマシに見える。何よりも11号線を乗り切れば1号線AH2に戻れる。
プレーには特産品のスア・モーホーム(藍染めシャツ)があったのだが断腸の思いで諦める事にした。


景色は本当に素晴らしいのだけど・・・
タイの山間部を走り抜ける。


相変わらず山道の11号線を何とか乗り切って1号線に戻ったときは本当にホッとした。
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この看板には何度も勇気付けられた。


平坦な1号線は走りやすかった。周囲の風景は相変わらず山がちだったが心配は無くなった。道路沿いには商店やコンビニがあった。これなら何とかなるだろうと思うと気が楽になった。


大分陽が傾いて来た頃にやっとパヤオに着いた。
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ホテルにチェックインした頃にはすっかり暗くなっていた。
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ホッと一息ついてから友人に連絡すると友人もパヤオに向かっているとの事。一緒に食事をする事になったので先に町に出た。
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今日は12月30日。
パヤオの空にはコムローイが上がっていた。


年末だけあってか、広場には多くの人がいた。
時には火事になりそうなコムローイも。


パヤオはタイ最貧の県と言われている。町の名物はタイで3番目に大きい湖「クワン・パヤオ」。そこの魚料理が有名とか。
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この町は中心部にバスターミナルがある。プミポン国王の肖像を見るといつも思うのは同じ立憲君主制の国なのに日本とタイとはどうしてこうも違うのかと・・・


さておき友人と合流し湖へ。
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湖上に噴水イルミネーションがあり観光客で賑わっていた。もちろんほとんどがタイ人だった。

広場ではみんながコムローイをあげていた。
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コムローイは一般的にロイクラトン(11月の灯篭流し)の時にあげるものだが、北部ではそれ以外の時でもあげる事があるそうだ。


湖沿いのレストランで3人と1匹で乾杯!
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ここの料理は安くておいしかった。
パヤオに来て夜は益々冷え込むので温かいトムヤムクンは格別だった。
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食事の後、また少し散歩をした。
明日は大晦日。自分達用のコムローイも忘れずに買った。


タイに来て4年目。ここまでの冷えを体験するのは初めてだった。
しかし明日はもっともっと寒いところへ行く事になる。
彼女がスコータイで編んでくれた赤いニット帽のぬくもりを感じながら部屋に戻って熱いシャワーを浴びて休む事にした。