タイでカリビアン

バンコク移住生活4年目からの記録

年末年始 ③ スコータイ(中)

2016年元旦、2度目のスコータイ遺跡観光。


お正月専用の無料ゲートから車で入場し、真っ直ぐ進んで車を止める。目の前はもうワット・マハータートだった。
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スコータイ朝の王室寺院。タイの王朝はスコータイからアユタヤ、そして今のバンコクへと移って行くが、ここの古い遺跡は柱も石で出来ているので、建造物の残存状態が良いのだとか。このマハータートも離れて見るとかつては大きな神殿だったことがわかる。スコータイ遺跡を見て感動したのはきっと古代の建造物がイメージ出来たからなのかもしれない。


カンペーンペットの朽ち果てた仏像を考えると、きっとここの仏像はちゃんと修復されているのだろう。みなとても美しいお顔をしていらっしゃる。
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そういえばミャンマーのバガン遺跡はコンクリート等で遺跡を修復していたので世界遺産に登録出来なかったとか。まぁ素晴らしい遺跡であることには変わりは無いが。


お正月なのでおそらく普段より人が多いのだろう。時々日本人観光客も見かけた。それでも中心のマハータートですらこんな感じだ。
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広くてのんびり。そんなに混雑もせずとても気持ちが良い。前回はお昼に観光したので暑かったが、まだ午前中なので心地良い。


2年前に撮ったのと同アングルで。
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でも、よく見たら登るなと書いてあった。ごめんなさい。


マハータートの大きなブッダ。
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左右にそれぞれ同じ仏像が建っている。


それにしても青い空と緑とラテライトやレンガ造りの遺跡のコントラストが本当に素晴らしい。
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色々な遺跡を見ていると、その背景はわからずとも何となくどこの国の遺跡かわかるようになる。このストゥーパはタイのものだろう。


今年は雨量が少なかったのか、池の水が2年前より少なく感じる。
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前回とてもきれいに咲いていたピンクの蓮の花も随分少なかった。彼女はちょっと残念そうだった。


続いてジミー号に戻り、少し南のワットシーサワーイへ向かう。
こんなドライブ、正直とても楽しい。そしてこの遺跡公園自由過ぎ。


5分もしないうちに目的地へ到着。
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ここにはちょっとした想い出がある。2年前に来た時に、おそらくジミー号の左にあるの木にバックしてぶつけてしまったのだ。もちろん跡は残っていなかったが木が元気そうで何よりだった。


遺跡内の大きな木。
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この木も彼女のお気に入り。遺跡自体は普通なので割愛。


続いてまた少しジミー号で移動してワットトラパンングンへ。
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ここも大きな建物があったようだ。ブッダのポーズで1枚。


ここは池の真ん中まで行かれる。
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少し陽が高くなってきたので島の木陰に避難。


木陰の遺跡に腰掛けてのんびりする。
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向こうにマハータートが見えた。


ぐるっと一回りしてみた。
遺跡公園の池の中の島。


大きな遺跡を一通り見て一旦遺跡公園の城壁から外に出る。
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ちょうどお腹も減ってきたのでご飯にする。ガパオコームゥヤーンって初めて食べた。味付けがちょっと濃かったがなかなか美味しかった。


続いて城壁北のワットプラパーイルアンへ。
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ここはかなり大きな遺跡なのだが、ほとんど建物は残っていない。こういう崩壊した遺跡も好きだが、崩壊した遺跡ならばカンボジアのベンメリアの方が趣があるか?


さておき、ほとんど人もいないので静かで良いこの遺跡を散歩。
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かつての栄華もこの通り。盛者必衰の理か。


このブッダは好きだ。
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誰かが白い花を添えて行ったのだろう、これこそ侘び寂びではないだろうか。


遺跡と陽の光を撮ったら面白い写真が撮れた。
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さすがにこの時間は暑かった。


暑いのでクラビゴザを敷いてひと休みすることにした。
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通称クラビゴザ、クライマー仲間がみんなクラビで買ってくるのでそう名付けたが、これがなかなか使える。岩山、遺跡、公園、自宅、どこでもさっと敷いて横になれる。


ちょっとぐうたら映像を。
一眠りしてしまいそう。


寝ながら何故か昼に鳴く鶏の声や風の音を聞いていると、とても贅沢な気分になった。
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しばらくここでゆっくりしてから先に進むことにした。まだスコータイの見せ場はあるのだ。