ジミー号 やっと一段落する
借り物のキャブを取り付けてガソリン車に生まれ変わったジミー号は、エンジンがかからない、そしてエンジンがかかってもアイドリングが超不安定という困った状況でマンションの駐車場にいた。
バッテリー切れの可能性もあったので充電したバッテリーを装着するが状況は変わらず。セルは回っているがエンジンはかからない。こんな狭い駐車場では押し掛けも出来ない。Mini-Gのアドバイスも試すがやはりかからない。
さて困った・・・
しかし、こんな時に救いの神。
昔からRX-7等をいじくり倒し、峠を攻めまくっていた友人がバンコクに遊びに来ていて、しかもうちのマンションの裏のゲストハウスに宿泊していた。
早速彼を呼び出して見てもらう。
まずバッテリーはOK、プラグは恐らく大丈夫(18のラチェットが無かったのでチェック不可)、ガソリンも来ている。
友人が色々試し、ガソリンタンクを開けてエンジンをかけると何とエンジンがかかった!
彼曰くガソリンポンプの圧が低いか、二次エアーを吸っているんじゃないかと。しかし工具が少ないのでこれ以上はわからない。
後日またSafariへ行く事になったが、彼も同行してくれることになった。
純正のハンドルはやっぱり操作性が良い。
ちなみにSafariの設定でエアコンを入れるとアイドリングが2000を越えてしまい、超低燃費状態だった。渋滞したらオーバーヒートしてしまいそうだが、ありがたい事に道は空いていた。
無事にSafariに着くとMini-Gとエンジニアたちが見に来た。状況を説明すると同時に、一部気になる部分をチェックしてもらう事にした。
ここが気になる部分。
友人曰く、二次エアーを吸っているのはここがバイパスされて無いからじゃないかと。確かに以前は写真のようにバイパスされていたが、ちょっと前にラヨーンに行った際に外れているのを発見した。
Mini-G達は見るなり頷いて、まずはここから作業に入った。
10分も経つとこうなった。これってもしかして凡ミスか?友人は整備不良じゃねーかと笑っていた。
しかし、この後簡単にエンジンがかかりアイドリングも落ち着いたので、やっぱり凡ミスだったらしい。
続いてお願いしていた作業を順に行う。まずはガソリンポンプ。ガソリンに切り替えると何故かポタポタ音がしていたが、原因はポンプだろうか。
一瞬で切り落とされたポンプ。新しいポンプは電動では無いものらしい。交換後はポタポタ音はきれいに無くなった。
そしてオイルフィルター。
長年の汚れを吸って真っ黒。固形のゴミも少し沈んでいた。
新しいフィルターが付いた。
真っ白な新品。しかしコレって手作り感満載。友人はビックリして笑っていたが、ちゃんと純正部品。
そしてガソリンタンク洗浄。
洗浄と言うか、ただ古いガソリンを抜いて新しいガソリンに入れ変えただけ。でも気分的にはありがたい。何しろ半年程タンクに入っていたのだから。
作業を見学していると何やらMini-Gが箱を持ってやってきた。
中を開けると・・・
ちょうど今届いたばかりの新しいスズキ純正キャブレター!!!
物凄くきれいだ!
読書と雑談をしていた彼女も興味深く見ていた。
早速借り物ののキャブを外す。
間違いなく同じ部品だった。この二つの機械の間には20年ほどの時間の差があるのだ。何とも感慨深いと同時に、こんな古い物が新品で残っている事に改めて驚いた。
ピカピカのキャブを取り付ける。
キャブだけピカピカ。
キャブを取り付けると同時に窓枠を直してもらう。
運転席側の窓枠はこの通り。高速で走ると風がひゅんひゅん鳴り、雨が降ると右腕に雫が垂れてくる。もちろん高速だと音もうるさい。
Safariには純正部品のストックがあった。
手際良く作業をし、15分もすると窓枠はきれいになっていた。
もう一つ気になるのがエンジンオイルが漏れる事。ヘッドガスケットを交換したばかりだが、やはりオイルが漏れる。何度か走らせたりしてチェックすると、どうやらエンジン上部のカバーから漏れているらしい。
この外周のガスケットがあやしい。
すぐに純正のガスケットが出てきた。
本当に何でもあるな、ここは・・・
古いガスケットは真っ黒だった。
長い間お疲れ様。
この後、再度試走したがエンジンは静かになったし、走りはスムーズ。アイドリングも非常に安定していた。
色々苦労したしお金も使ったが、やっと一段落した気がした。
一安心した帰りに珍しい車を見かけた。
自分には価値がよくわからないが、友人はえらく感動していた。付き合ってくれた彼にちょっとした恩返しが出来たようで何だか嬉しかった。
この後は何も問題なく家まで無事に帰った。
後日ラジエーターファンとギアのOリングの交換とアライメント調整が残っているが、もはや特に不安は無い
とても長い道のりだったが、ジミー号がとても良くなって本当にホッとした。
これからも末永く愛用させてもらいます。
バッテリー切れの可能性もあったので充電したバッテリーを装着するが状況は変わらず。セルは回っているがエンジンはかからない。こんな狭い駐車場では押し掛けも出来ない。Mini-Gのアドバイスも試すがやはりかからない。
さて困った・・・
しかし、こんな時に救いの神。
昔からRX-7等をいじくり倒し、峠を攻めまくっていた友人がバンコクに遊びに来ていて、しかもうちのマンションの裏のゲストハウスに宿泊していた。
早速彼を呼び出して見てもらう。
まずバッテリーはOK、プラグは恐らく大丈夫(18のラチェットが無かったのでチェック不可)、ガソリンも来ている。
友人が色々試し、ガソリンタンクを開けてエンジンをかけると何とエンジンがかかった!
彼曰くガソリンポンプの圧が低いか、二次エアーを吸っているんじゃないかと。しかし工具が少ないのでこれ以上はわからない。
後日またSafariへ行く事になったが、彼も同行してくれることになった。

ちなみにSafariの設定でエアコンを入れるとアイドリングが2000を越えてしまい、超低燃費状態だった。渋滞したらオーバーヒートしてしまいそうだが、ありがたい事に道は空いていた。
無事にSafariに着くとMini-Gとエンジニアたちが見に来た。状況を説明すると同時に、一部気になる部分をチェックしてもらう事にした。

友人曰く、二次エアーを吸っているのはここがバイパスされて無いからじゃないかと。確かに以前は写真のようにバイパスされていたが、ちょっと前にラヨーンに行った際に外れているのを発見した。
Mini-G達は見るなり頷いて、まずはここから作業に入った。

しかし、この後簡単にエンジンがかかりアイドリングも落ち着いたので、やっぱり凡ミスだったらしい。
続いてお願いしていた作業を順に行う。まずはガソリンポンプ。ガソリンに切り替えると何故かポタポタ音がしていたが、原因はポンプだろうか。

そしてオイルフィルター。

新しいフィルターが付いた。

そしてガソリンタンク洗浄。

作業を見学していると何やらMini-Gが箱を持ってやってきた。
中を開けると・・・

物凄くきれいだ!
読書と雑談をしていた彼女も興味深く見ていた。
早速借り物ののキャブを外す。

ピカピカのキャブを取り付ける。

キャブを取り付けると同時に窓枠を直してもらう。

Safariには純正部品のストックがあった。

もう一つ気になるのがエンジンオイルが漏れる事。ヘッドガスケットを交換したばかりだが、やはりオイルが漏れる。何度か走らせたりしてチェックすると、どうやらエンジン上部のカバーから漏れているらしい。

すぐに純正のガスケットが出てきた。

古いガスケットは真っ黒だった。

この後、再度試走したがエンジンは静かになったし、走りはスムーズ。アイドリングも非常に安定していた。
色々苦労したしお金も使ったが、やっと一段落した気がした。
一安心した帰りに珍しい車を見かけた。

この後は何も問題なく家まで無事に帰った。
後日ラジエーターファンとギアのOリングの交換とアライメント調整が残っているが、もはや特に不安は無い
とても長い道のりだったが、ジミー号がとても良くなって本当にホッとした。
これからも末永く愛用させてもらいます。