タイでカリビアン

バンコク移住生活4年目からの記録

アユタヤ ①

ワット・カオチョンプランに行った翌週も連休があったのでアユタヤに行ってきた。
何度も行っているのにまたアユタヤか・・・と思うところだが、今回は行く理由が2つほどあった。
1つ目は会社の元同僚がアユタヤでラーメン屋を始めたので(雇われ店長だが)とりあえず食べに行こうかと言う事。
2つ目は何度もアユタヤに行っていながらどうやら一番素敵な遺跡に一度も行っていない事に気づいてしまったと言う事。


とりあえず仕事から帰宅し、着替えて出発。Google Mapは北行きの高速道路を示しているので従うことにした。ラチャダーピセークを北上しラマ9世通りに入る手前を左折して高速に乗る。
日曜の夕方なので道はスカスカでかなり快適だった。Bang Pa-In - Pak Kret通りから9号→AH1と入り、あっという間にアユタヤ県に着いた。
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まだ明るいうちにアユタヤに入れた。


AH1(32号線)を少し進んで309号線に入るともうアユタヤ遺跡エリアは目の前。カリビアンでもわずか1時間10分で着いてしまった。
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Chedi Wat Sam Pleum。ここを左折するとワット・ヤイ・チャイモンコンだが、今回はパス。


一旦宿にチェックインしてからこの道を戻る。目的地は309号線から32号線に入る手前のThe Sky。ここの1階のハイカラらーめん。
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店長オススメの九州らーめんを頂いた。味はなかなか。久々の再会だったので酒を飲みながら(彼女と店長)長居させてもらった。


ホテルへ戻る途中にアユタヤ市内を川沿いに周り、屋外に寝ているロカヤスタの涅槃物に寄ってみた。
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しかし、夜の遺跡のなんとまぁ不気味な事。タイ人ではないのでピー(幽霊)がどうのとは思わないが、真っ暗な中、廃墟のように立ち並ぶ遺跡と真っ黒い涅槃物。そしてやたらと吠える犬。車から写真だけ撮ってさっさと立ち去った。


夜はいつものツーリストエリアのバーで人間観察をしながらリオを飲んで楽しんだ。
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ツーリストから長期滞在しているヒッピーのようなファランまで、色々な人達がそれぞれ楽しそうに時を過ごしていた。しかし、日本人は全く見なかった。夜はおとなしくしているのか、それともこのソイの奥の日本人宿で日本人同士で旅の話でもしているのか・・・


翌朝、早速いつものお気に入りのカフェ兼G.H.で朝食を済ます。
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ツーリストの多くは自転車で回っている。バイクはともかく炎天下のアユタヤで自転車は本当にタフだ。そう考えると、ジミー号の窓を全開にして走るのはとても贅沢に思える。


まずは昨夜の悪いイメージを払拭しにロカヤスタへ向かった。
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これこそワット・ロカヤスタの涅槃物だ!昨夜のアレは・・・


続いて川沿いを少し南下して橋を渡り、今回のもう一つの目的地へ向かった。
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ワット・チャイワッタナーラーム。
アユタヤ随一のクメール様式の遺跡。

タイ国内を旅行する時にいつも参考にしているブログがある。タイのあちこちを旅行して写真と共にアップしているDさんのブログだ。
今回、何気なくDさんのアユタヤ日記を見ていてこの寺院の存在を知った。今まで7回くらいアユタヤに行きながらも、何故か一度も行かなかった。地球の歩き方を見ても、何故かこの遺跡だけチェックしていなかった。


駐車場にジミー号を停めて全景を見たときに、あぁ来てよかった、と思った。
入場料は50B。ちなみにタイ人は10B。さておき早速中に入る。
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なるほど、クメール様式の遺跡で回廊と尖塔がきちんと整備されていた。ブッダの首はやはり無かった。


中央の仏塔は登れる。
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しかし、例によってこうもり臭くて長居は出来なかった。こうもり寺以来あの臭いがダメになってしまったようだ。


仏塔からの眺めはなかなか素晴らしかった。
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しかし、ガイドブックも良く見ないと見落としがあるものだ。こんな素敵な遺跡を知らなかったなんて。


別アングルからの全景。
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そういえば自転車でここまで来ていた日本人の若者がいた。一人は恐らく暑さにやられて顔が真っ赤だったがコレを見たら来た甲斐があると思うことだろう。日本人の若者もまだまだ捨てたもんじゃないと安心した。


続いてシーサンペットへ向かう。駐車場で面白いものを見かけた。
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GoogleのStreet Viewの写真撮影用の車。実は数年前にこの場所で同じ車に遭遇していた。


ちなみに以下は2012年9月撮影。
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改めてこの場所のStreet Viewを見てみると、ちょうど自分達が前回行った時期と重なるが、残念ながら写ってなかった。


ワット・プラー・シー・サンペット。
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アユタヤ朝の時の王宮跡。3基の仏塔が美しい。


遺跡内部にて、先ほどのStreet View車のドライバーがカメラを担いで撮影していた。
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暑い中ご苦労様です。いつも旅のプランを正確に練る事が出来るのは彼らの地道な努力のおかげでもある。実際、ホテルの場所や駐車場を探すときにStreet Viewにはとてもお世話になっている。


ここからの移動はしばらく遺跡エリアを行く。
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こんな光景を眺めながら遺跡内の道をノロノロ走るのも楽しい。


今日の最後に一応マハタートにも寄ってみた。
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アユタヤである意味一番有名な遺跡だが、個人的には全然興味はない。このブッダ目当てに大挙して押し寄せる観光客や、その順番待ちの列。何故か全然楽しく無さそうな日本人観光客など、あまりに俗っぽくて一度見たら十分と思ってしまう。


内部に入ると結構静かなので悪くない。
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この首の無いブッダを見るのは好きだ。タイ軍とビルマ軍の長きに渡る戦いがこの首無しブッダに集約されているような気がして、何故かノスタルジックな感覚を覚える。


昼の部は以上。
夜の部と帰りは②にて。