タイでカリビアン

バンコク移住生活4年目からの記録

ワット・カオチョンプランとナコンパトム ①

ミャンマー旅行記を書いている最中、更新をサボって出かけた先はタイのコウモリ寺院で有名なワット・カオチョンプラン。
ラチャブリー県は去年温泉目当てで行った事があったが、今回の目的地はラチャブリーの中でもバンコク寄りなので気軽に行かれる距離だった。ただ、なんとなく1泊したかったので手前のナコンパトムで宿を取る事にした。
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こうもりが現れるのは夕方なのでゆっくり出発。都心を抜けるまで混雑したが、郊外に出てしまえばあっという間。


ピンクラオ橋を越えて338号→4号に入り、一旦ナコンパトムのホテルにチェックイン。時間を見計らって出発し4号→3080→3090→3089と進むと右手に小山が見えてくる。
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山の手前が広大な広場になっており、目印のこうもりの像があった。


寺院の裏手から山頂の仏塔まで登れると言うので早速行ってみる。
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入り口から少し登るとちょっとした祠があった。この辺りからかなり強烈な臭いがしてくる。


祠の中はちょっとした洞窟になっていた。しかし、想像を絶する悪臭に阻まれて中に入る気は毛頭起きない。
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書くのも憚られるが、こうもり洞窟内部はこうもりの糞が積もり、それ目当てに大量のゴキが繁殖し、それを狙う蟲達が蠢いているのだとか。実際、中にはこうもりが飛び交い床には・・・ もうやめよう。


気を取り直して山を登る。5分も登れば頂にでて、そこから仏塔まで歩く。
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途中、あの強烈な悪臭がした。恐らくこの下辺りがこうもり穴なのだろう。衣服で鼻を塞ぎながら先を急いだ。


仏塔は大したものでは無いがまあまあきれいだった。
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ここは展望スポットになっている。あいにくの曇り空だったが気持ちが良かった。


周りは何も無い。延々と田園風景が続く。
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曇っているのでちょっと幻想的だった。


お寺のお坊さんの話では6:30にこうもりが出てくるとか。寺の周りに屋台があったので、周辺をしばらく辺りを散歩するうちに陽が傾いて来た。
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この時間になると観光客が少しずつ増えてきた。タイ人を乗せた観光バスも1台来た。


みんな山を見上げる。6:30をちょうど回る頃にこうもりが少し飛び出し始めた。
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見にくいが仏塔の上辺りを右手に飛び始めた。


あれよあれよと言う間にまるで龍のように大量のこうもりが飛び出してきた。
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ここを訪れた方々の旅行記を見ると仏塔の上辺りを飛んでいる写真が多かったが、今日はかなり低い位置を飛んでいた。


群れは寺の敷地の向こうへ飛んでいくので早速追いかける。
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寺横の国道を横切って向こうの畑の方に飛んでいくようだ。


正面から見るとなかなかの迫力。
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動画の直貼り付けが出来ないのが残念。


ブログを書いた当初は貼り付けが出来なかったが、後日YouTubeチャンネルを作ったので動画を貼り付けてみる。
確かに1億匹はいそうだった。


このまま30分は出続けるのだとか。1億匹のこうもりというのもまんざら嘘ではないかも知れない。
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暗くなって帰る時もまだまだ飛んでいた。


そのまま30分程でナコンパトムに戻る。街中で田舎ならではのカリビアンを見かけた。
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カッコイイ!きっとエンジンも載せ換えしてるのだろうか。


ホテルから徒歩でプラパトム・チェディーで向かう。
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ラチャダムヌン通りから見る世界最大のチェディはなかなか美しかった。


チェディ下の夜市でバミーとカオマンガイを食べた。
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バミーはタイにしては珍しく味の素の味がしなかった。代わりにダシが効いていてラーメンのように美味しかった。


屋台の食事に満足し、ホテル下のレストランでビールを1杯飲んでから休む事にした。
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ドイツの黒ビールでERDINGERと言うらしい。普段酒は飲まないが美味しいビールだった。ショートトリップながらなかなか楽しい一日だった。