タイでカリビアン

バンコク移住生活4年目からの記録

ミャンマー ⑥ バガン

5日目 ①


まだ日の出前のバガンは暖かかった。ヤンゴンやチャイティーヨーの湿気った空気とはまるで違った、乾燥した内陸の空気を感じた。バスで凍え死ぬ思いをした後なので助かったが、街中は真っ暗でほとんどのG.H.は閉まっていた。
イメージ 1
ニャウンウー村で宿探しをしているうちに朝日が昇ってきた。


メインロードに開いているG.H.を見つけてやっとチェックイン。少し休んでいるうちに陽も昇ってきたので自転車を借りて早速遺跡観光に出かけた。
まずは村にあるシュエズィーゴォンパヤー。
イメージ 2
見慣れた感じの綺麗なパゴダ。


通りから続く長い回廊があった。
イメージ 3
ミャンマーのお坊さんはエンジ色だった。タイのオレンジとは違うが何か意味があるのだろう。


回廊の脇になんとも迫力のあるおばあさんがいた。
イメージ 4
一つ残念だったのが、ここの売り子達がかなりスレていた事だ。買わないとなるととたんに罵詈雑言を浴びせられた。正直かなり不快だった。


気を取り直してメインロードを進み、村を出る頃には素晴らしい景色が広がっていた。
イメージ 5
砂地っぽい広大な平地に点在する遺跡と灌木。これがバガンか、と衝撃を受けた。


道々止まっては無数にある遺跡に入り込み、ブッダを眺めたり景色を見たり。とにかく素晴らしい遺跡群を前に大分興奮気味だったのを覚えている。
遺跡は数え切れない位あるので、地球の歩き方を頼りに有名な寺院を回ってみる事にした。
まずは村から一番近くのティーローミンロー寺院。
イメージ 6
典型的なバガンスタイルの遺跡らしい。自分にとっては世界3大仏教遺跡の最後の一つだったが、確かにアンコール遺跡群ともボロブドゥール、プランバナンとも全然違っていた。


中にはブッダがあった。
イメージ 7
正直遺跡の由来にはあまり興味が無いので割愛。


遺跡の裏には露店があった。
イメージ 8
シュエズィーゴォンパヤーでの嫌な記憶があったが、ここ売り子さん達は感じが良かった。


続いてオールドバガン手前のアーナンダ寺院。
イメージ 9
ここは敷地や仏塔の構えが一番寺院らしくてとても素敵だった。


ここには4体のブッダが収められている。
イメージ 10
4体のブッダを結合してみた。


アーナンダ寺院から更に南方面に内地に向かって入っていく。
バガンは奥が深い。行けども行けども遺跡と乾燥した大地が続く。
イメージ 11
日差しがきついが、この静かで雄大な大地に惹きつけられて先に進む。


女性達にはさすがにきついので、時に休憩を取りながら進む。
イメージ 12
民家の軒先の木陰で休ませてもらった。


ここから目的の寺院が見えた。
イメージ 13
雄大な大地に荘厳にそびえるタマヤンヂー寺院。一番のお気に入りの寺院。


周囲の風景はこんな具合。
広大な土地に遺跡が点在している。


乾いた大地を自転車をこいでやっと辿り着いた。
イメージ 14
未完成だとか幽霊が出るとか言われているらしいが、とても立派な寺院だった。


中の回廊。
イメージ 15
とても広々としており、中にいても遺跡の大きさを感じられた。


バガンは広くて遺跡も多いので、残りは⑦にて。