タイでカリビアン

バンコク移住生活4年目からの記録

ジミー号でクラビへ行こう ③ チュンポーン~クラビ

3日目


チュンポンの朝。昨夜も少し散策したが、ここは何もない町なのだろう。深夜特急でもホアランポーンの駅員に「何もないところ」と言われていたのをよく覚えている。
なので、朝食を食べたらすぐに出ることにした。
昨夜、カオトムとジョークの店があったのを見かけたので食べに行くと閉まっていた。代わりに点心のお店がいくつかあり、賑わっていたので入ってみる事にした。
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タイ南部で点心?と思ったが美味しそうだった。


注文は簡単。並んでいるものから選ぶと蒸して出してくれる。
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普通の点心と珍しいもの、バミーやゴーヤなども頼んでみたが、結構美味しかった。何も無い町だが点心はオススメだ。彼女曰くスラタニにも点心の店があったとか。南部では人気なのかも知れない。


食事を済ませてから手早くチェックアウトして、いざクラビに向けて出発。少しだけまわり道をしてチュンポン駅を見てみた。
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深夜特急のTV版が撮影されたのは1996年らしいので、当時坊さんが寝ていた駅舎からは見栄えもずいぶん変わっているだろう。外観だけ撮って先へ急ぐ事にした。


天気は良好。
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運転しててもとても気持ちが良い。乾季なので湿度も低い。


去年と同じようにAH2の看板を撮る。
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なんだか懐かしい感じもしたが、北部と南部ではあまりに違うので同じ国を同じ時期に走っているとはとても思えない感じがした。


途中休憩を挟む。タイの幹線道路にはサービスエリアがちゃんとあるので便利。
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高速で長距離を走るとどうしても冷却水が減る。古い車なので仕方がないようだ。でも、そこをチェックしていれば他は特に問題が無い。ジミー号は本当に良く走ってくれる。


スラタニに近づくにつれて雲行きが怪しくなってきた。
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これは一雨来るな・・・


程なくとんでもないスコールに見舞われる。
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出発前にガラコをしてきたが、話にならない。ジミー号の遅いワイパーではこの通り。仕方なく5~60キロまで落としてゆっくり走る。しかし、久々に凄いスコールに当たったものだ。


ムービーを撮って見ると、目で見るより良く撮れる事がわかった。
実際はもう少し視界が悪かったので、運転は結構気を遣った。


この雨のせいか、フォグランプが点かなくなってしまった。それと少し異音がするようになった。70~80キロの間だけ前部がエンジンに共鳴?しているのかビリビリとひどく震えるようになった。嫌な音だが走行には問題ないようなのでそのまま走る。
スラタニを越えると一旦AH2から離れて44号線で南西へ向かう。
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44号線は車も少なく真っ直ぐで最高な道だった。ちなみに雨の形跡は全く無かった。


気持ち良い天気の中真っ直ぐな道を走る。
贅沢なドライブ。


タイ湾側からアンダマン海側に抜ける頃に、見慣れた景色が見えてきた。
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青い空と白い雲、そして石灰岩質の岩山。クラビだ!


44号線から4号線に戻る頃にこのサインが目に入った。
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13年の7月にジミー号を買ってからの夢だった車でクラビ。とうとう達成したという嬉しさがこみ上げてきた。


ここからはいつもエアポートバスで通る道。自分で運転しているのがとても不思議だった。
そしてついに念願だったアオナンビーチに到着。
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興奮も最高潮だった。


クラビを知っている方なら「あぁ、ここだ」という道ではないだろうか。
据え置きのSJ1000からの映像。


ジミー号の車窓から見るアオナンの海は特別だった。
興奮気味でうるさいので音量を小さめに編集。


夕方前のビーチロード。
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この後駐車にちょっと苦労したが、アオナンビーチを散歩。


クライマー仲間と待ち合わせしていたのでボート乗り場へ向かう。
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なんだか帰ってきた気分。


そのうち一雨来たので目の前のカフェへ非難。雨が上がった後のアオナンもきれいだった。
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遠くにポダ島やチキン島が見えた。


この後無事に友人と再会し、近くのイサーン料理屋で食事をした。食事中にポンと肩を叩かれたので驚いて振り向くとバンコク・クライマー仲間がいた。タイ人も休暇になると結構クラビに来ているようだ。
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この後は大好きなアオナンを散歩してから再びジミー号でアオナンマオのホテルまで行き、無事にチェックイン。


約800キロの道のりを2泊しながら何とか無事に辿り着いた。
明日からはジミー号はしばらくお休み。お疲れ様でした!