タイでカリビアン

バンコク移住生活4年目からの記録

チャンタブリー ~ トラート ①

毎月連休があると言うのは嬉しい事だ。
会社の勤務シフト担当に毎月連休をくれと言ってあるので当たり前なのだが。

さて、今回は4連休。まずは行き先を決めるところから始まる。それがまた楽しい。
最近はベトナム、そしてパタヤと続いた。個人的にピサヌロークの黄金仏を見てみたいと思ったが、そうするとスコータイ泊になる。昨年末に行ったばかりだ。もしくはメーソート。国境の町やミャンマー人の難民キャンプはどうか?サンクラブリーは乾季に行きたい・・・しかしいずれも何かしっくり来ない。
その矢先、知り合いのfacebookにチャンタブリーの写真があげられた。なんだか面白そうだ。彼女も納得してくれた。
そして地図を見ながら思った。どうせならスクンビットの終点、カンボジア国境まで行ってみよう。ちょうど先日友人がバイクで事故ったところでもあるし。


朝早めに出発したが、高速が混んでいるのでスクンビットで行く事にした。どうせスクンビットの終点まで行くのだから。
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BGMはRUSHのClockwork Angels。


ウドムスックでLPGを満タンにし、バンナートラートから高速に乗る。
7号線までは一気に!と思いきや空港辺りの分岐点周辺で渋滞に巻き込まれる。
仕方なくお弁当を食べる事にした。
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会社の上司からもらった山椒の佃煮で作ったおにぎりと梅干おにぎり。タラタラ走っている間に全部食べてしまった。食べ終わる頃には渋滞も解消。スイスイ進む。
バンナーの高速を降りてスクンビット→361バイパス→7号線まではパタヤと一緒。パタヤ手前から36号線で一気にラヨーンまで抜ける。
本当はスクンビットを通して行きたいが、さすがに時間がもったいない。
ちなみに前回書いたエアコン故障は361バイパス通過中の出来事だった。


田舎に出ると景色は最高で空気もおいしい。エアコンが使えないが窓を開けて走っても十分気持ちが良い。ラヨーンからはまたひたすらスクンビットを進む。
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写真はおそらく7号線か36号線のどこか。


途中LPGを給油する。そして最近タイヤの空気入れを覚えた。この機械の墓石のようなものが空気入れマシン。
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圧をセットしてタイヤに差すだけ。とても簡単。ちなみにジミー号は前が32で後ろが35と書いてあった。日本の規格とは違うらしい?


ずいぶん前にホアヒンで右後ろのタイヤがパンクして以来、空気圧にも気を遣うようになった。
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5分もあれば作業は終了。さて、また先に進もう。


バンコクを出てから4時間ほどでチャンタブリーに到着。初めての土地はなんだかワクワクする。
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最近トリップアドバイザーを使うようになった。行った先でスマホで検索し、気になる所はGoogle Mapで地図を表示してくれる。地球の歩き方と合わせてこの町の名所はチェック済み。


市内に入ると少し道が複雑だったが、すぐにホテルを発見。とても感じが良いホテルだった。予約はいつものAgoda.com。
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静かできれい、そして設備も良かった。


早速観光に出かける。まずはフィリオの滝。
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町から車で15分ほど。公園に続く沿道に私設駐車場兼お土産屋があるのでそこに駐車。豆を買えば駐車は無料。豆の訳は何となくわかっていたので150Bで多い方の豆を買って中に入る。ちなみに料金は外国人200B。免許やワーパミがあれば40B。
軍政の為か、入り口でIDチェックがあった。免許を見せてスルー。


入り口から真っ直ぐに登る道に沿って川が流れていた。ちょっと降りて覗いてみると彼らはいた。
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一体どこから、どういう訳でここに集まって来たのだろうか?大量のコイが人間を待ちわびていた。ずいぶん昔にメーホーソンでも同じ様な所に行った事があるが、こちらの方が凄かった。しかもこちらには豆もある。


早速豆を投げ入れる。
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魑魅魍魎たちはおぞましくもこの豆めがけて我先に突進してくる。大量にあった豆はあっという間にコイたちの腹の中に吸い込まれていった。


彼女の餌付けシーン。
ちゃんと投げてあげなさいよ・・・


道々川辺に下りる箇所があったが、どこも同じような状態だった。一体どれだけのコイがいるんだか・・・人間が餌付けした結果かもしれないが、観光名所としてはなかなか楽しめた。
しかもここはコレだけではない。
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滝の手前にとても情緒ある遺跡があった。滝の音を聞き、緑溢れる中で苔むしてひっそりと建つチェディ。
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このチェディだけだったが、なんとも素敵な遺跡だった。


肝心の滝はチェディの脇を降りて川沿いに進む。ここで新兵器の出番。
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この中に手を入れる勇気は無いので、SJ1000+アームに頑張ってもらう。


写真はコチラ。
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いや~気持ち悪い。


さておき、滝に着いた。
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なかなか迫力のある滝だが、魚に目がいってしまい、あまり見なかった。


滝と蝶と魚。
なんとも不思議な組み合わせ。


ちなみに滝つぼは水遊びができる。
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この写真はチェディのある高台から。魚に紛れて水遊びや餌付けを楽しむタイ人は凄いと思った。自分も釣りをしたりはするが、こんな大量の魚と一緒に泳ぐのはちょっと遠慮したい。


小さな田舎町のチャンタブリーは予想以上に楽しい。続きは②にて。