タイでカリビアン

バンコク移住生活4年目からの記録

ナマズ釣り@バンコク

タイに移住した当初の話。


まだクライミングを始める前で車も持って無かった頃、休日は暇だったしまだ一人身だったのでよく釣堀に行った。
会社の仲間に釣り好きが結構おり、よくわからないまま誘われて釣堀に連れて行かれたのが最初だった。
以来、自分でも釣り道具を揃えてしばしば釣堀に行くようになった。バンコクには釣堀がたくさんあるのだ。

タイの釣堀は大抵ルアー釣りかナマズ釣りに分かれる。
日本でバス釣りをしていた連中はルアーでプラーガポン(バラマンディ)釣りにハマっていたし、怪魚釣りが好きな連中はナマズ釣りを好んだ。自分はどちらかと言うと後者だった。日本ではロクに釣りなんてしたこと無かったし。


バンコクのナマズ堀と言えばナワミン42のブンサムランが有名だが、自分はサムットプラカーンの現地人ばかりの釣堀「SAKUNA」が好きで良く行った。
ナマズ釣りはまずはこれから始まる。
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ナマズがかかるまでは暇なので、まずはビール!となる。


自慢のタックルはAbuのAmbassadeur Rocket6500とDracuraとかいう名前のタイ製?のジギング・ロッド。
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シルバーでギラギラ。タイ人も良く覗きに来ていた。


餌は米ぬかやパン粉に甘い匂いの液体(スポーツドリンクやフルーツ牛乳のでもOK)を付けて吸い込みに固めて投げ込んでひたすら待つ。
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ナマズ堀は結構広いし田舎にあるので気持ちよい。


ビールを飲みながら浮きを見ていると少しずつ浮き沈み。そのうち浮きがスポッっと水中に引き込まれる。ナマズが完全にかかるとビィーッという独特なクリック音が鳴る。ビールを放り出して思い切り合わせる。
そしてここからは格闘。
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この釣堀にはナマズが2種類いる。目当てはプラーブク(メコン大ナマズ)だが、なかなかかからない。その代わりに小物のプラーサワイがよくかかる。サワイは小くて足が速いのでリールの音を聞けば大体わかる。
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サムとドラグを使って少しずつこちらに引き寄せる。


サワイなら5分もしないうちにあがってくる。
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これがプラーサワイ。小物と言っても60cm~1m位はある。


別のサワイをアップで。顔はかわいい。
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口が痛そうでごめんなさい。すぐに針を外してキャッチ・アンド・リリース。


プラーブクはサワイとは格が違うモンスター・ナマズ。あげるのに20分~は格闘する。
汗だくであげたらみんな記念撮影。
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ここのブクは平均120cm~140cmで重さも2~30キロはあるだろう。1匹あげたらヘトヘト。ちなみに大きくなると3mを越す固体もいるそうな。


タイの釣堀はレストランを併設している。腹が減ったらそのままオーダー。
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これはブクのトムヤムを食べた時の写真。正直泥臭くて食べられたものではなかった。


プラーガポン釣り大会で優勝した友人を連れてきた事もあった。初ナマズながらちゃんとブクをあげた。さすが!
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久しく釣りに行っていないが、こんなブログを書いていたら釣りに行きたくなってきた。


興味がある方は是非どうぞ。場所は下記参照。
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บ่อตกปลาสกุณา - Sakuna Fishing Park
バンコク中心部からスクンビット通りを南下。BTSベーリンを越えて更に少し行った所のテーパラック通りを左折。テーパラック通りを8キロほど進み9号線を越えるとすぐ右手にセブンイレブンが見える。その横のソイ・マンコーンを奥に進む。地図の☆がSAKUNA。