タイでカリビアン

バンコク移住生活4年目からの記録

ブリラム ~ ピマーイ ~ コラート ①

P.T.Climbingのコンペの翌日から連休をもらっていたのでイサーン地方へ旅行に行ってきた。

イサーンとはタイ東北部の総称。ラオスやカンボジアと隣接するこの地域は北部や南部に比べると観光資源も少なく、国内でも貧しい地域である。
反面、イサーン料理は有名でソムタムやガイヤーンなど日本でも知られたメニューは多いし、カンボジアに近いのでクメール遺跡も点在している。
余談?だか、タイの夜のお姉ちゃんはイサーン出身者が多いので、一緒に里帰りに連れて行かれる日本人も結構いるはずw


今回はブリラムとピマーイ、それからコラートを周って来た。
イメージ 1
まずはブリラムを目指す。
プラカノンから高速へ乗り、そのまま9号環状線へ。環状線を外れてからは1号線~2号線~24号線と乗り継ぎ、ブリラムに入ってから2117号線を右折して丘を登る。
ジミー号だと平均90~100キロ走行なので5時間ほどかかった。


丘を登りきった所でパノムルン遺跡へ。ブリラム市内からは遠く離れた遺跡。
丘を登って遺跡内部に入るとそこには確かにクメール遺跡があった。
イメージ 2
参道とその先の尖塔はまさにアンコール様式のもの。


参道でちょっとネコと戯れてみる。
あまり機嫌が良くなかった・・・


欄干にはナーガ
イメージ 3


本堂の前に立つ
イメージ 4
正確に作られた回廊は真っ直ぐ反対側まで伸びている。古代人の建築技術には脱帽ものである。


クメール遺跡独特の飾り窓
イメージ 5
5色に彩られている


ヒンドゥー教の聖なる牛か

イメージ 6
学術的な興味は無いので詳細は不明


遺跡や景勝地に行くとよく見かける
イメージ 7
タイ人は積み石に何を願うのか


遺跡の本堂
イメージ 8


中心のリンガより聖水が流れ出ていたのだろう
イメージ 9


本堂の脇の建物内部
イメージ 10
何かの儀式に使われていたのだろうか


沐浴の池
イメージ 11
蓮の花に黄色いトンボがとまって休んでいた


遺跡観光を終えて駐車場へ
イメージ 12
横のカリビアンにはコラートから来たおじさんが乗っていた。


丘を下る。
イメージ 13
この遺跡は少し丘を登ったところにある。下りる時はエンブレ多用なのだが坂道下りは去年末にプーチーファーで経験済み。


日本人にしか突っ込めない三叉路を発見。
イメージ 14
タコ・ジャンクション。


永遠に続く農村地帯。
イメージ 15
イサーンは過去にも何度も来ているし通過もしている。タイも色々と周ったがイサーンはやはり何も無い。ここしばらくの政変を考えるとバンコクの繁栄が砂上の楼閣に思えてしまう。


市内に入る手前でブリラムの名所に出会った。
イメージ 16
Buriram Unitedの本拠地、Thunder Castle。凄い名前だ・・・


程なくしてブリラム市内に到着。この像は偉人を飾ったものなのだろう。
イメージ 17
お尻からで失礼します。


ホテルでひと休みしてから夕食を食べに中心部まで歩く。
イメージ 18
しかしこのブリラム、本当に何も無い。夜の7時過ぎにバスターミナル周辺を歩くとレストランや屋台、それからセブンにミニ・ロータスはあるが他には何も無い。過去にイサーンの大きな町に数箇所行っているが、それと比べても本当に静かな町だった。そして観光客もほぼ見なかった。
そういえば、出発前にスリン出身の彼女がいる同僚も言っていた「何も無い」と。


夕食はイサーン料理にしようと決めていた。昨日のコンペの打ち上げもイサーン料理屋だったが、やはりイサーン料理はイサーンで食べたいものだ。数件ある内で、バスターミナル近くのレストランを選んで席に着いた。
メニューのトップにラープ・ペッ(アヒル)があった。食べて見たいと思ったがペッが売り切れとのこと。仕方なくいつものヤツを頼む。ラープ・ムゥ、ソムタム・タイ、それと辛くない普通の野菜炒めルワム・ミッ。もちろんカオニャオも一緒。
イメージ 19
料理はうまかった!特にラープはカオニャオと一緒にほおばると最高だった。ソムタムは彼女曰く「田舎臭いソムタム」の味。なるほど、田舎臭い味だった。もちろん良い意味で。コームヤーンが無いのが残念だったがとにかく満足だった。
ちなみにビアはリオ。


この後は迷わずホテルへ戻って休んだ。長距離ドライブは楽しいが、結構疲れるし腰にも良くない。久々のビールのほろ酔いも手伝って夜はぐっすり眠れた。
明日はピマーイとコラートだ。