第十日 カンペーンペット~バンコク
第十日 カンペーンペット~バンコク
出発の朝。
Navarat Hotelから外を見る。天気は良さそうだ。
ここには2度もお世話になった。みんな親切でとても良いホテルだった。
駐車場で隣の車に大きなバッタが止まっていた。
しばらくはこんな田舎ともおさらばだ。
旅の途中、この車をちゃんとバンコクまで戻してあげられるだろうか?と何度も不安になった。でもここまでちゃんと一緒に来てくれた。
帰ったらFriend Auto Serviceに即入院だ。だから今日一日頑張ってくれ、とお願いをした。
腰が悪い自分に代わって彼女に運転を任せる。そういえば来る時は自分一人で運転した道だった。
十日前に来た道。1号線、Asia Highwayを真っ直ぐ南に向かう。
ずいぶん前になるが数年間放浪生活をしていた彼女が言った。
帰る家があるのは幸せだ。
全くだ。こうして楽しく旅が出来るのはちゃんと帰るところがあるからだ。
だんだんバンコクに近づいて来る。見慣れた地名が見えてくるとどこか安心する。
そんな帰り道でも珍しいものを見かけることがあった。
アントン県周辺ではコウモリを食べるようだ。確かこの辺にコウモリ寺があると聞いたことがある。次回は小旅行で来てみようか。旅の終わりに至ってもそんな好奇心が沸いてくる。タイとは全く素敵な国だ。
最後に撮った写真は車窓から見た沈む夕陽だった。
懐かしき我が家はもうすぐだ。
この少し後、7時をちょっと過ぎたころに無事に家に帰ってきた。
二人と一台。
次回は南を目指そうか。もちろん二人と一台で。
出発の朝。
Navarat Hotelから外を見る。天気は良さそうだ。

駐車場で隣の車に大きなバッタが止まっていた。

旅の途中、この車をちゃんとバンコクまで戻してあげられるだろうか?と何度も不安になった。でもここまでちゃんと一緒に来てくれた。

腰が悪い自分に代わって彼女に運転を任せる。そういえば来る時は自分一人で運転した道だった。

十日前に来た道。1号線、Asia Highwayを真っ直ぐ南に向かう。

帰る家があるのは幸せだ。
全くだ。こうして楽しく旅が出来るのはちゃんと帰るところがあるからだ。
だんだんバンコクに近づいて来る。見慣れた地名が見えてくるとどこか安心する。
そんな帰り道でも珍しいものを見かけることがあった。

アユタヤでお疲れのジミー号。
後一息だよ!
最後に撮った写真は車窓から見た沈む夕陽だった。

この少し後、7時をちょっと過ぎたころに無事に家に帰ってきた。
二人と一台。
次回は南を目指そうか。もちろん二人と一台で。