タイでカリビアン

バンコク移住生活4年目からの記録

第九日 チェンマイ~カンペーンペット

 第九日 チェンマイ~カンペーンペット

とうとう本当の意味で帰路に着く日が来た。
初日からのジミー号の不調と旅の終わりに起きた自分の不調。この二つが無ければもう少し寄り道が出来たかもしれないが、今回はこういう運命?だったのだろう。むしろこのボロボロの車でよくもここまで来れたものだと我ながら関心する程だ。


出発の朝はハイソな朝食。
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いわゆるまともなホテルの朝食だった。


部屋からの景色もハイソ。
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ジミー号には場違いか? それにしてもカリビアンというのは本当に小さい車だとわかる。


午前中に1箇所行きたいところがあった。彼女が以前行って以来お気に入りのお茶屋さん。
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一杯5バーツ。戦前から変わらない値段とのこと。
気さくなおばあちゃんがグラスを差し出してくれたので椅子に座って飲んでみる。
湯気の立つ茶色のお茶を飲んでみると不思議な味がした。黒胡椒と生薬が混ざったような味だがなかなかおいしい。しばらくすると体が芯から温まってきて腰の痛みも和らいできた。
彼女はお土産にお茶の素をいくつか買っていた。
ちなみにお店の場所はターペー門を背にターペーロードを西に真っ直ぐ数百メートル行った右側。オレンジの銀行の目の前あたり。


ターペー門を横目にバイクでホテルに戻る。今回の旅行ももう終わりかと思うと少し寂しくなった。
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チェンマイからは11号線を下って1号線に戻る。簡単な道だが11号線が最後の山場になる。
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しかし11号線は平坦で特に問題無かった。少しずつバンコクに近づいて行くのが嬉しいような寂しいような。


しかし、今や80キロが限界のジミー号では一日でバンコクには戻れない。結局カンペーンペットで一泊することにした。
ホテルはもちろんNavarat Hotel。最後の一泊に最もふさわしいホテルだ。
今回の旅はここに始まりここに終わる。

チェックイしてから夜の町に出る。しかし時間が遅かったので店はあらかた閉まっていた。
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最後の晩餐はホテルのレストランでとることにした。


行きにも寄ったレストランではちょっとしたバンド演奏をやっていた。

 
メンバーに日本人か?と問われ、そうだと言うと日本の曲を演奏してくれた。曲も曲名も知らなかったが、最後の夜にこんな素敵な歓迎を受けることができた。改めてここに泊まって良かったと思った。
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そしてグラスに注がれたリオを手にとり、素晴らしかったこの旅に乾杯をしたのだった。
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