タイでカリビアン

バンコク移住生活4年目からの記録

第一日 バンコク~カンペーンペット

少し前に2年前の年末休暇の旅行記を書いたので、今回は先の年末年始の休暇について書いて見ようと思う。

最初のブログに少し書いたように去年の年末から今年の年始にかけて、ジミー号でタイ北部を周って来た。
車の利点はすべてのプランを自分達で組める事と、気が向いたところに立ち寄りが出来る事だと思う。 もちろん運転の負担はあるが二人で交互に運転できればそんなに苦痛ではない。盛りだくさんで本当に楽しい旅だった。
それでは、時系列で書いてみる。


第一日 バンコク~カンペーンペット

出発したのは13年の12/27。都内の渋滞を避ける為にまだ陽も登らないうちにバンコクを出発。
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1号線パホンヨーティン通りを北上しAH1(アジアハイウェイ1)に入る予定だったが、暗さのため標識を見逃してしまいそのまま1号線で行く事になった。
距離的には大きなロスだったが何しろ時間はあるし知った道なので焦らず楽しむ事にした。

しかし、サラブリで休憩した時にエンジンに異常発生。
LPGからガソリンに切り替えてみると状態が回復したのでホッとして再始動。
その後は特に問題なく1号線を北上する。


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バンコクを離れると何ともいえない開放感があった。
そして運転しながらも周囲の風景には心癒されるものがあった。


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この辺りはクライミングスポットも多くあるので、この岩山は登れるのだろうか?などと考えてしまう。
こんな大自然を目の当たりにすると、普段は忘れているが自分たちが大陸にいる事を思い出す。


ロッブリーの市内でちょっとした遺跡を見かけたので車を止めてみた。
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猿がたくさんいる。そして遺跡の周りにも猿の像が置いてある。
プラープランサームヨットという遺跡のようだ。猿と遺跡の因果関係は良くわからなかったが市内にこういった遺跡があるなんて素敵だと思った。この町にはこれ以外にも遺跡や城壁らしきものが残っていた。


ところで、バンコクを離れるとしばしばカリビアンに出会う。
時にはすれ違うときにハイビームをしてくれたりもする。カリビアン乗りとしては嬉しい限りだ。
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このリフトアップしたカリビアンにはおばさんが乗っていた。しばらく追走していたが何故かNISSANのディーラーに乗り入れていった。
良いドライブを!


車の調子がいまいちなので80~90キロ巡航で行く。そもそも車体が小さいのでそんなにスピードは出せない。時にアクセルを踏み込んで110キロ以上出す事もあったが、やはり車体が振られる感は否めない。なのでやはり安全運転を最優先に心がけた。


1号線からAH1に戻りひたすら北上。
10時間程かけてやっと最初の目的地カンペーンペット県に入った。
カンペーンペットはスコータイ朝時代の対ビルマ軍の要塞都市だったそうだ。市内には当時の遺跡があり、観光地として栄えている。
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実はこの後市内へ入る道を見逃して行き過ぎてしまったが、何とか戻って事無きを得た。
最初のうちはロードマップを使っていたが、これが全然役に立たない。このすぐ後からはスマホのGoogle Mapに切り替えたがこれがとても役に立った。普段ケータイはほとんど使わないがGoogle Mapのテクノロジーには感激だった。


まだ陽があるうちにチェックイン。最初の宿はNAVARAT HOTEL。タイ人向けのホテルなので価格は安いが設備はなかなか良かった。
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ホテルの裏側から。中心地に二つあるの大きなホテルの一つ。


今年の冬はいつもよりかなり寒い。夜は気温が下がるのでちゃんとしたホテルでお湯が浴びられるのはとてもありがたい。
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テンションが上がったせいかジャンプの高さもひときわだった。


早速目の前のピン川へ。チェンマイで見かけるあの川の下流かと思うとなんとなく嬉しかった。
ここには中洲があり橋で渡れる。
そこから見た夕陽は本当にきれいだった。
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そう、タイの乾季に見る夕陽はいつもこんな色をしている。


静かに夕陽を眺めながらムーンストーンをピン川に浸す。
しばらくここで夕陽を眺めて遊んでいた。


ここは小さな町。北の方にスコータイ朝時代の遺跡があるがそれは明日。今日は街中をブラついて市場を覗き夕食を探す。
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市場で食べたカオマンガイはおいしかった。


それからホテルに戻りビア・ガーデンで民族音楽を聴きながらビア・リオで乾杯。
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以前からよく旅行はしていたが、車でタイ国内を旅するなんて夢にも思わなかった。その夢が現実となった第一日。バンコクから遠く離れた田舎町で心地良い音楽に身を委ね、ビールのほろ酔いも手伝って最高な気分を味わえた。

さあ、明日からもたくさん楽しまないと!