タイでカリビアン

バンコク移住生活4年目からの記録

国境の街 メーソート ①

先週の3連休、久々に行った事がない所へ行きたくなった。いつもなら色々と迷うところだが、今回の目的地は決まっていた。ターク県のメーソートだ。


以前からメーソート~メーホーソン~パーイ~チェンマイと周って見たかったので、その下見も兼ねてメーソートに行く事にした。
チェンマイまでの周遊は1095線が恐いので将来ジミー号のエンジンを載せ換えてからにしよう。
さて、メーソートまでも遠い。約500キロの道のりだ。しかし、年末年始にスコータイやピサヌロークまで余裕で行けたので心配は無い。
朝早く起きて早速出発した。Google Mapでは6時間と出ている。
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ドライブは楽しい。でも、さすがにアジアンハイウェイをひたすら北上なのでロードサインを並べてみる。一部とんでいる県もあるがご容赦を。


シンブリー。
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ここは何も無さそう。いや、水族館があったか?


続いてチャイナート。
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ここは鳥園が有名らしく、鳥の置物がたくさんあった。


いつも思うのだが、この辺ではコウモリを食べるらしい。
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コウモリ屋台がいっぱい。でもちょっと遠慮。


ウタイターニー。
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ここは何も無い・・・


ナコンサワン。
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ここはちょっと大きな町。距離的に休憩地点になる事が多い。


今回も一旦休憩。
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先日エンジンオイルを交換してからかなり調子が良い。3時間足らずでここまで来た。


ここで古いファミリアとダットサンが話をしていた。実際はファミリアが不調でダットサンがヘルプしていたようだが。
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年代的にはジミー号も仲間に入れるな。


さて、再度出発してカンペーンペットへ。
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個人的に思い入れのある県だが、この前も行ったので今回はスルー。


やっと目的地のタークに着いた。
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しかし、山場はここから。


ターク県に入って少し進み、大きく左に折れて12号線に入る。
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わかりづらい入り口。


ここからが本番。
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Google Mapを見てもわかるように峠越えだ。


早速峠に入るがさすがタイ。インフラ整備が行き届いていて道は良い。しかし、やっぱり坂道はちょっとキツいな。頑張れジミー号!
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ブタ満載のガバに軽く抜かれるが、タンクローリーには負けない。


頑張って峠を進むと、中間地点くらいに市場が見えたので休憩することにした。
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Doi Muser Market。かなり整備されていた。


テント屋台に行くと、かなりローカル色が強くなり、結構面白い。
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果物、野菜、米、穀物、なんだかよくわからないもの。色々売っていた。果物が美味しいという情報を頂いたのでイチゴをつまんでみたが、確かに美味しかった。


観光客も多く、活気があった。
なかなか楽しい。売り子さんはミャンマー人だろうか?


峠の後半によくわからない看板があった。
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Magic Hill?帰ってからしらべると、どうやら錯覚の効果があるらしい。登っているように見えるけど実際は下っているのだとか・・・


実際走ったが、よくわからなかった。
Magicはともかく、ジミー号でも峠攻めは大変半分とても楽しかった。しかし、やっぱり急勾配は3速、2速でないと登れないし、スピードもパワーも無い。SafariのMini-GおすすめのNISSAN2.5のエンジンにいつか乗せ換えるか。


そうこうしながらやがて峠は終わり、メーソート市内へ。真っ直ぐ進むと国境が見えてきた。
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タイ-ミャンマー国境の友好橋。周囲には国境独特の緊張感があった。


周りはミャンマー人だらけで、売っているものもいかにも国境らしいものだった。
荷降ろしする車、ビザ取りに並ぶミャンマー人。なんだか凄い。メーサーイに似た感じがあったが、それは当たり前か・・・


車を止めてちょっと散歩。国境のモエイ川はすぐだった。
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なるほど、メーサーイ同様歩いて渡れるような川だった。子供は無邪気に遊んでいるし・・・


川の向こうはミャンマーのミャワディー。今回は渡る気がなかったのでパスポートを持ってきてなかった。
国境にいると色々考える。日本人は陸続きの国境を見てみるべきだと思う。


ここはタイの最西端ではないが、記念撮影をしてみた。
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間違いでなければ最北端(メーサーイ)と最東端(パーテム、ウボン)は行った。


この横には国境市場であるモエイ川市場があった。
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今更買うものは無いがちょっと歩いてみた。


タナカがいっぱい売っていた。
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タイ人は使わないだろ。


市場の横の河川敷沿いに商店が並んでいた。
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ここも外国だった。魚や野菜はともかく、明らかに違法と思われる(そもそもタイだって違法なコピーだらけだが)タバコや酒を売っていた。自分はどっちもやらないので興味本位に覗いていたが、店の裏手の河川敷がちょっと気になっていた。


見晴らしが良いところで改めて気付いたが、この河川敷はミャンマー人の難民キャンプではないだろうか?
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ここで暮らすミャンマー難民が表のお店で物を売って生計を立てているのだろう。
最近シリアの難民問題が話題になっているが、もちろん自分は日本への難民受け入れは大反対。「郷に入りては郷に従え」という素晴らしい習慣は他国には基本的に無い。他国に入ったらコミュニティーを作り、その国のルールになど従わずに自分達のルールで居住区を作り、拡大し、受け入れてくれた国のお世話になるのではなく、その国を食い物にするのが普通だろう。お人好しな日本ならそうなるのは明らかだ。
ちなみにここには銃を持ったタイ軍人がいて秩序は守られていたようだ。


さておき、この市場の前にいたあるおじさんが気になったのでこっそりムービーを撮らせてもらった。
緊張感のある国境で、何とも微笑ましい光景だった。


国境を堪能したらホテルに向かう。今回は色々情報を頂きお世話になった方に紹介して頂いたホテルにした。
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この町は正直どこが中心かよくわからないので、どこに泊まっても同じような感じだったが、なかなか感じのよいホテルだった。


続きは次回に。