ジミー号改造 苦労話 ①
何とか無事に今回の改造を終えたジミー号だが、例によって一筋縄では行かなかった。その一部始終を綴ってみることにした。
待ちに待ったジミー号引き渡しの日。
行き先は遠い。が、運よく2台目のタクシーがOKしてくれた。
しかし、運ちゃんはラムイントラ方面と言う事しかわからないようで、自分がナビをする事になった。終始「遠いね~」と言っていたおじさんは最後にはにっこりと笑ってくれた。
またまたやってきたSafari Offroad 4×4。もう道は覚えた。
早速Mini-Gとスタッフの皆さんが迎えてくれた。
見違えるようになったジミー号はスタンバイ出来ていた。
しかし、支払いをして出発しようとすると冷房があったかい・・・ どうやらコンプレッサーがいかれたようだ。ショップの人が近くのエアコン屋まで先導してくれて修理することになった。
エアコン屋で見てもらうと、簡単な修理で直るとのこと。仕方なく1時間ほどブラブラすることにした。お兄さんは近くにハーンがあると言う。(ハーン=デパート)
少し歩くと、何とmakroがあった。初めてなので時間を潰す事にした。
無意味にデカいmakro。特に買いたいものは無かった。
makroのカフェで時間を潰してエアコン屋に戻ると「終わった」と言うが、ジミー号がいない。試走しに行ったそうだ。そわそわ待っていると遠くから見慣れた真っ赤な車がこっちに向かって来た。
いつも見ているんだけど、何かが違うジミー号。
と言う訳で、NEWジミー号公開。
10インチアップで31インチのタイヤを装着。約40センチ弱高くなった。
さて、試走を兼ねてdue*iv*さんおすすめのラヨーン県メーランプーンビーチまで向かう事にした。エアコン修理で思わぬ時間を食ったが夕方には着くだろう。
ルートは簡単。Safari近くから9号線に乗り→7号→36号→3号→1001号。ナビも要らないくらいだ。
しかし、最初は予想通り運転に戸惑った。
まずはハンドル。今まで半重ステだったのが妙に軽い。そしてサスが良くなったのとリフトアップしたので何となくふわふわする。
それと、スペーサーを付けてなかったのでハンドルを完全に切ると板バネに当たる。(先に言ってくれよと思った)
更に、タイヤが大きくなったので今まで通りのシフトチェンジだと全然加速しない。
嬉しい半分戸惑いながら緊張気味に運転する。
そんな自分をよそに彼女はご機嫌で写真撮影。
ジミー号で7号線の空港付近を走るのは初めて。滑走路が近いので大迫力!
7号線はとにかく広くて走りやすい。
やがていつもパタヤへ行く道にさしかかり、運転も少しずつ慣れてきた。今までよりも低速ギアで引っ張ってからシフトチェンジするとうまくスピードに乗れる事がわかってきた。
7号線から36号線に入る手前のLPGスタンド。ここはわかりやすくて入りやすいのでいつも使っている。
嬉しいので無駄に写真を撮りまくる。
走っていて何となく感じたが、改造前よりも改造後の方が周囲の車の反応が優しい気がした。ただの古い車から強そうな車に変身したような気がして更に嬉しかった。
そんな喜びもある地点から不安に変わることになった。
34号線に入りアップダウンを抜けながら、下り坂でスピードを思い切り出すと急に振動が出るようになった。
あれ?足回りを変えたんだから振動はなくなるはずじゃ???
という不安をよそに、振動はどんどん酷くなっていく。時速40キロを越えると発生する振動は60キロを超えると更に酷くなり、エンブレを使うと今にも分解するんじゃないかという位に酷くなる。
祈るような気持ちで運転し、何とか1001号まで辿り着いた。
1001号のビーチロードはほとんど車がいない。なるべくスピードを出さないように走りながらやっとの事でホテルに着いた。
この辺りで安くて良さそうだったNice Beach Hotel。
すぐにMiniーGに連絡を取り、車体の写真をいくつか撮って送る。パイプが外れているのを発見したが問題ないとのこと。
こんなの見たら肝を冷やすが、このパイプはガソリン用との事。LPG走行には関係ない。どのみちキャブレターが壊れているからガソリン走行は出来ないし。
辺りは暗くなってきたし、とりあえず今は何も出来ない。せっかくメーランプーンビーチまで来たのにおすすめのシーフード・レストラン、ジェーインディーは車が無いと行かれない。残念だが、せっかくなので海辺を散歩する事にした。
遠浅の荒れる海と今にも雨が降り出しそうな空。
落ち込んだ気分だったがこの景色はとてもきれいだった。
この岬の向こうにはサメット島がある。そういえば鳴き砂はもっと西側だろうか。
明日は朝早く出て、振動が酷いジミー号でSafariまで戻らなければいけない。となればグダグダ言ってても仕方ないのでとりあえず飯でも食うか、となり歩いてレストランを探す。
この長いビーチロードはなかなか素敵だった。次回はもっとちゃんと、ゆっくり来たいと思いながら歩いてみる。
ホテルから5分ほどでファランが溜まっているようなレストラン&バーを見つけた。名前は確かPurple Haze。懐かしいRockが聴こえてきたので入ってみた。
少し前にナコンパトムへ行った時も見たERDINGER。疲れた体に染み込んでくる。
ここはインド料理もあるそうなのでエビのマサラカレーを頼んでみた。
ちょっと珍しい感じだったが、ガーリックが利いてなかなか美味しかった。
この後は雨が降ってきたので少し雨宿りし、雨がやむ頃にホテルへ帰って横になった。とても疲れていたようでそのまま落ちて寝てしまった。
明日はまた大変なドライブが待っている・・・
待ちに待ったジミー号引き渡しの日。
行き先は遠い。が、運よく2台目のタクシーがOKしてくれた。
しかし、運ちゃんはラムイントラ方面と言う事しかわからないようで、自分がナビをする事になった。終始「遠いね~」と言っていたおじさんは最後にはにっこりと笑ってくれた。

早速Mini-Gとスタッフの皆さんが迎えてくれた。
見違えるようになったジミー号はスタンバイ出来ていた。

エアコン屋で見てもらうと、簡単な修理で直るとのこと。仕方なく1時間ほどブラブラすることにした。お兄さんは近くにハーンがあると言う。(ハーン=デパート)
少し歩くと、何とmakroがあった。初めてなので時間を潰す事にした。

makroのカフェで時間を潰してエアコン屋に戻ると「終わった」と言うが、ジミー号がいない。試走しに行ったそうだ。そわそわ待っていると遠くから見慣れた真っ赤な車がこっちに向かって来た。

と言う訳で、NEWジミー号公開。

さて、試走を兼ねてdue*iv*さんおすすめのラヨーン県メーランプーンビーチまで向かう事にした。エアコン修理で思わぬ時間を食ったが夕方には着くだろう。

しかし、最初は予想通り運転に戸惑った。
まずはハンドル。今まで半重ステだったのが妙に軽い。そしてサスが良くなったのとリフトアップしたので何となくふわふわする。
それと、スペーサーを付けてなかったのでハンドルを完全に切ると板バネに当たる。(先に言ってくれよと思った)
更に、タイヤが大きくなったので今まで通りのシフトチェンジだと全然加速しない。
嬉しい半分戸惑いながら緊張気味に運転する。
そんな自分をよそに彼女はご機嫌で写真撮影。

7号線はとにかく広くて走りやすい。

7号線から36号線に入る手前のLPGスタンド。ここはわかりやすくて入りやすいのでいつも使っている。

走っていて何となく感じたが、改造前よりも改造後の方が周囲の車の反応が優しい気がした。ただの古い車から強そうな車に変身したような気がして更に嬉しかった。
そんな喜びもある地点から不安に変わることになった。

あれ?足回りを変えたんだから振動はなくなるはずじゃ???
という不安をよそに、振動はどんどん酷くなっていく。時速40キロを越えると発生する振動は60キロを超えると更に酷くなり、エンブレを使うと今にも分解するんじゃないかという位に酷くなる。
祈るような気持ちで運転し、何とか1001号まで辿り着いた。
1001号のビーチロードはほとんど車がいない。なるべくスピードを出さないように走りながらやっとの事でホテルに着いた。

すぐにMiniーGに連絡を取り、車体の写真をいくつか撮って送る。パイプが外れているのを発見したが問題ないとのこと。

辺りは暗くなってきたし、とりあえず今は何も出来ない。せっかくメーランプーンビーチまで来たのにおすすめのシーフード・レストラン、ジェーインディーは車が無いと行かれない。残念だが、せっかくなので海辺を散歩する事にした。

落ち込んだ気分だったがこの景色はとてもきれいだった。

明日は朝早く出て、振動が酷いジミー号でSafariまで戻らなければいけない。となればグダグダ言ってても仕方ないのでとりあえず飯でも食うか、となり歩いてレストランを探す。

ホテルから5分ほどでファランが溜まっているようなレストラン&バーを見つけた。名前は確かPurple Haze。懐かしいRockが聴こえてきたので入ってみた。

ここはインド料理もあるそうなのでエビのマサラカレーを頼んでみた。

この後は雨が降ってきたので少し雨宿りし、雨がやむ頃にホテルへ帰って横になった。とても疲れていたようでそのまま落ちて寝てしまった。
明日はまた大変なドライブが待っている・・・