タイでカリビアン

バンコク移住生活4年目からの記録

ジミー号改造 苦労話 ②

喜びから不安へと感情の起伏に振り回された翌日。
朝起きるとラヨーンは相変わらずどんよりしていた。次回は乾季に来て海とシーフードを楽しもうと決めた。


今回は残念ながら遊んでいる暇は無いので、早速チェックアウト。名残惜しむようにホテルの目の前のビーチを少しだけ散歩した。
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明るい状態で見たが、昨日の夕暮れに比べて恐ろしくロータイドだった。そしてとんでもなく遠浅だと言う事がわかった。


東側は相変わらずハリーポッターに出てきそうな曇り空。
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彼女はディメンターが出て来そうだとか言っていたが、確かにそんな感じだ。


タイの浜で時々見かけるこのうんこは何だろうか?
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カニが巣穴を掘った跡だろうか?あるいは海中から押し出された砂の塊か。


これからあの振動カーで長いドライブをするのか・・・と気落ちする自分の傍らで、前向きな彼女は鏡のような砂浜に自分を写して楽しんでいた。

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自分もやってみたが確かに鏡みたいだった。なかなか面白い。


さて、ホテルに戻ってNEWジミー号に挨拶する。Safariまで無事に頼むよ!
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Mini-Gによると、昨日送った写真ではエンジンのブッシュは問題ないそうだ。もしエンジンのマウントなら低速でも常に振動は起こるはずだと。確かにそうだ。なら何なんだ?余計に訳がわからないが、とにかく出発することにした。


メーランプンビーチ沿いの1001号線は車がほとんど無いので試走にはちょうど良い。しかし、やっぱり40キロを越えると振動が始まった。やれやれ・・・と言う気持ちで走り出す。
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そういえば、車高が上がった分視界は良くなった。大体ロットゥーと同じ目線だ。これはとても気持ちが良い。


ルートは下道に決めた。高速走行に難がある状態でハイウェイやアップダウンのある36号線は正直キツい。かなり遠回りになるが3号線、スクンビット通りで地道に帰る事にした。
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ついでにサタヒップという町がどんな所かも見てみたかった。最近友人の一人が「サタヒップの海と女たち」とか言うG-Diaryか何かの特集を見て盛り上がっていたのを思い出した。この町では昼も夜も釣りが楽しめるらしいw


ちなみにハンドルはこんな感じ。
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これで真っ直ぐ。Mini-Gに頼んだが、レンチのサイズが合わないので今は直せないと言われた。慣れてしまったが出来れば直したい。


下道は市街地を繫いでいくのでそんなにスピードを出さないで済む。時間は経つが振動にも大分慣れてきたし、低速なら振動も我慢できない程ではない。運転にも支障が無い事がわかってきて大分気が楽になってきた。
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そうこうしている間に釣りの町、サタヒップに着いた。相変わらず雲行きは怪しいがむしろ涼しくて良い。


ここにはタイの海軍基地がある。
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なにやら年代物の飛行機がある。


しばらくすると晴れて来た。続いては水陸両用車か?
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ここサタヒップはタイ湾を臨む重要な位置に基地があるが、基地内の島に観光に行かれると聞いた事がある。実際時折見える海はクラビ並みにきれいだった。

今、日本では安全保障に関する法案で大騒ぎだが、軍事力と言っただけで発狂する異常なアレルギー持ちの反日左翼達がたくさんいる。日米同盟にはもちろん問題はたくさんあるが、その同盟と自衛隊のおかげで国が平和を保ってきた事実をもっと認識するべきだと思う。そして国家の安全保障について少なからず勉強をしてから意見を述べるべきだと思う。国民への説明不足といわれるが、TVと新聞のほとんどが反政府なのだから政府の意図なんて自分で勉強しなければわかる訳がない。


さておき、振動走行中に彼女があることに気付いた。1速で走り出して少しふかすとガクガク言うのだが、その際に4WDギアがボコボコ動いていると言うのだ。
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何々??と見てみると、この緑色の部分が異常な動きをしていた。もしや!と思って走りながらいじってみる。我々も素人ながらカリビアン乗りである。そして、振動中に思い切り左側に力を入れると振動が弱くなる事に気付いた!
原因はギアボックスか!
それに気付いたら急に安心してきた。少なくとも何もわからないよりはマシだからだ。そしてしばらく試行錯誤するうちにどんどん振動が無くなり、ついに全く振動が無くなって快適なジミー号に戻ってしまった!!!


そのまま3号線を北上しパタヤで昼食を取ってから7号線で帰る事にした。何しろ昨日より全然調子が良くなってしまったので下道でタラタラいく必要がなくなってしまった。
7号線は広いし空いていた。80キロ~(メーター上なので実際何キロかは不明)で快適に走り、あっという間にバンコクに戻ってきた。
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7号線から9号線へのジャンクション手前でちょっと渋滞があったが、後はスイスイ進む。


9号線に入ればSafariはもうすぐ。ほっと一安心だ!
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9号線のジャンクションから。


問題は、振動が無くなってしまったのでMini-Gにどうやって説明するかだ。この快適なジミー号にいくら試走しても問題ないと言われてしまうだろう。でも、このままにしておけばまた再発するだろう。
一応パタヤからギアボックスに異変がある旨は伝えておいたが・・・
という訳で③に続く