タイでカリビアン

バンコク移住生活4年目からの記録

カリビアン 雨漏り対策

以前から雨漏りが気になっていたので修理することにした。


タイは今は暑期。6月からは雨季に入り少しずつ雨も増えてくる。
今時の車ではまず無い事だと思うが20年以上前の車、しかもセダンではなくオフロード車?だと見た目にも隙間が結構あるのだ。

マンションの無料駐車場に文句を言うつもりは更々無いが、いつも屋台とバイクに囲まれているのでゆっくりと車を眺める気分にはならない。ゴキブリもいるし猫のフンも時々落ちている。
そんな時はいつもBig-Cに行く。駐車場は4時間までは無料で、屋上はいつも車が少なくて明るいし気持ちが良い。
イメージ 6端っこに駐車して作業開始  彼女はスタバで読書


シリコンはBig-Cに売っている。種類は色々あるが良くわからないのでクリアーな色の安いものをとりあえず選んだ。
イメージ 1
シリコンと書いてあるので間違いないだろう


まずはドアについている日除け?部分の隙間から。
このパーツは以前Friend Autoで付けてもらった。SUZUKIと書いてあるしタイのカリビアンはみんなこの日除けを付けているが多分純正ではないだろう。確か800B位だったし。
イメージ 2
日除けはテープで貼り付けてあるだけだが、ミラーのパーツが挟まっているので隙間ができる。雨の日はそこから水が垂れてくるのだ。
窓を閉めれば良いのだがクーラーは嫌いなのでちょっとした雨なら窓を開けて走りたい。でも、雫が垂れてくるのは気になる、と言う訳だ。
シリコンを2重、3重に注入して隙間を埋めたのでもう心配ないだろう。


続いてドアの全部。
イメージ 3
見にくいが一部隙間がある。ドアを閉めても外の陽が入るくらいなので当然水も入る。
イメージ 4
助手席側は更に大きな隙間がある。
元々フロントガラスを前に倒せる仕様で、それを起こして固定しているようなので隙間が開くのは仕方が無いのかもしれない。

しかし、ここには少々問題がある。すぐ下にスピーカーがあるので水は命取りになる。水漏れはわずかだが、雨の日に走った後などは時々スピーカーに雫が付いている時がある。思えば買った直後は片側のスピーカーは音が出なかった。せっかくカーステとスピーカーを替えたのだから大事にしなくては。


結局見た目は悪いがこうなった。
イメージ 5
ドアを閉めて見るとドアのゴムパッキンとピッタリ張り付いて防水効果もバッチリのようだ。


一段落したところで乾かす。
イメージ 7
スタバに飽きた彼女が戻って来て今度は中で昼寝を始めた。
ドアを全開にすると風が通って気持ち良さそうだった。


乾くまで時間があるので風景を眺める
イメージ 8
大きな雲


緑の家
イメージ 9
こんなコンドがあるのは知らなかった


雲と光
イメージ 10
なかなか神秘的な光景だった


修理をしている間ずっとジョギングをしているおじさんがいた
イメージ 11
駐車場でジョギングとは珍しいが、なかなか気持ち良さそうに走っていた。


と、タイ人のお兄さんに声を掛けられた。バッテリーがあがってしまったようだ。
こんな車で役に立つならと喜んで協力を申し出ると、何と彼もカリビアン乗りだとの事!
彼は知っていたのだろう、カリビアン乗りに悪人はいないという事を。
イメージ 12
今日はカリビアンではなく古いトヨタだった。しかし、スターターがいかれているようで残念ながらエンジンはかからなかった。
何度もお礼を言う彼に別れを告げて帰ることにした。もうシリコンも外側は固まっていた。


まだ雨天での走行はしていないがどうなるかちょっと楽しみ。
問題があったらまたシリコンを足して補修しよう。




ところで、本日5/22、夕方16:30にまたまたタイ国内は軍部によるクーデターが発生した。
イメージ 13
いつもの事ではあるし、国民生活は保障されているので不安も無いし混乱も見られないが、今後の政局は相変わらず不透明だ。
インラック政権が崩壊して新たな政府がいずれ発足するだろうが、どの側が権力を握ったにしてもまた政府×反政府の対立は続くのだろう。
2010年の時の様な大きな事態になら無い事を祈る。