'19.12 - '20.01 ネパール① カトマンズ
今回の年末年始はネパールへ行ってきた。
自分も嫁も実に9年ぶりのネパール訪問であり、久々に東アジア・東南アジア圏外へ出たので、旅行中ずっと興奮状態だった。
また、今回はGoPro8とOsmo Actionの本格デビューであり、撮れた素材があまりにも楽しかったので編集作業に没頭してしまい、書き出しが遅れてしまった。
ひとまず編集したネパール動画の1日目。
今年に入るや否や、中華製の新たな刺客、insta360 ONE Rの脅威に晒される事になったGoPro8とOsmo Actionだが、この気軽さと映像の見やすさはやっぱり凄い!
編集はshotcutというフリーソフトを使用した。使い方に少々クセがあるが、覚えてしまえばなかなか使えるソフトだった。
別で動画を作成したのでブログは写真のみで書いていくことにした。
まずは第1日目。
出発はドンムアン空港から。
行き先は加徳満都。タイの空港も中国語表記が当たり前になったものだ。
今回もLCCのThai Lion Air。結構お世話になっている。
国際線なのにバスですか。でもこの方が機体の写真を撮れるので良しとしよう。
LCCなのに軽食と水が出た。これは嬉しいサービス。
国際線にはこのサービスがあるのかな? でも、前回台北に飛んだ時は出なかったな。恐らく深夜のフライトだったからだろう。このCabin Snackはブリトーっぽい感じでなかなか美味しかった。
3時間ちょっとのフライトでカトマンズのトリブバン国際空港に到着。
こんなに近いんだな。ずっと来たい来たいと思ってたのに9年もかかってしまった。
イミグレにビザ発給機があり、機械上で簡単な手続きをし、お金を支払う。
アライバルに2番乗りだったので10分ほどで無事にビザ取得。このシールビザは変わってない。でもイミグレは随分きれいになった気がする。
空港の外。
タメルまでは一律NPR700。NPRとJPYはほぼ等価なので物価はわかりやすかった。
ネパールタクシー。
乗り心地は悪くない。ダカ帽のおじさんとの会話も楽しかった。ネパールではタイと違ってタクシーの運転手が英語を話す率が高かった。
大晦日の今日はタメル北部のHotel Manangに宿泊。
停電がなさそうだし、お湯もちゃんと出そうだ。今の時点で気温は15度。日本からのツーリストにとっては温かく感じるだろうが、我々にとってはかなり寒い。お湯が出るか出ないかは重要な問題だ。
安い割に一応3つ星らしく、部屋はなかなか豪華だった。
暖房もあるし、夜には暑いシャワーも浴びられた。年越しに際して良いホテルを選んだ。
ホテルのルーフトップから。
実はカトマンズはかなり空気が悪い。PM2.5の数値で250を超える事もあった。しかし、この眺めは何とも懐かしく、この霞んだ感じがまたとても良かった。
9年間来たくても来れなかったが、この景色を見て改めて、あぁネパールに来たんだなぁと二人して感慨に耽っていた。まだ来てチェックインしたばかりなのに。
ちゃんと調べなかったが、この雲とガスではヒマラヤは見えないかな。
別角度。
家々の作りがかわいい。
今日は大晦日なので、ホテルでもディナーイベントがあるらしい。
ヤギさんが一頭絞められていた。美味しく食べてあげましょう。
さて、街へ一歩歩きだす。
手前の黄色いのはともかく、この感じだった。
9年前はガイドブックを持っておらず、ネパールへ行くちょっと前に滞在していたチェンマイの宿にあった地球の歩き方のタメル地区の地図を手書きでメモ帳に写してカトマンズに降りたった。その地図がまたいい加減だったので、結局情報なしで行ったに等しかった。
Sim2FlyやGoogle Mapがある今から見ると石器時代みたいに感じる。でも、当時には当時の手さぐり的な面白さや未知の世界に来たという興奮があった。そういう時代に放浪の旅が出来たことは自分にとって本当に良い思い出となっている。
細くお店が立ち並ぶ路地を歩くとふと広場に出る。
こういう場所をチョークと言うのかな? 広場の意味だろうか。そして、至る所にこの独特なブッダアイのある仏塔が建てられている。
そしてまた路地に迷い込む。
こうして歩いているだけで幸せになれる。
またチョークに出た。
有名なインドラチョークのすぐ北の広場。
嫁さんは以前そこそこ長くカトマンズにいたのだが、よくこの辺りで大根を買っていたらしい。
写真では見えないが、ちゃんと大根も売られていた。
インドラチョークを南西に下るとダルバール広場が見えてきた。
2015年の地震で古い建物の多くが崩壊したと聞いていたが、確かに以前の記憶とは配置が色々と違うように感じた。でも、時間が経ったので活気は取り戻しているようだった。
実はバンコクの友人が自分たちより3日ほど前からカトマンズ入りしており、会う約束をしていた。彼はダルバール広場奥のフリークストリートに宿をとっていた。
まぁ、彼に会うのももちろんだが、やっぱりこのダルバール広場を真っ先に見たかった。
やすらぎの国、ネパールの楽しい滞在が始まった!