タイでカリビアン

バンコク移住生活4年目からの記録

'17.10 中国⑫ 梅里雪山

梅里雪山はなかなかその姿を現してくれない。


ず~っと眺めていても飽きないのだが、せっかく飛来寺まで来たので、観景台で仲良くなったおしゃれさんとちょっと散歩する事にした。
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とぼとぼ先導してくれるおしゃれさん。ここも庭なんだろうな。


至るところに張られたタルチョを見ると、チベットのすぐ近くに来ている事を改めて認識する。
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彼女が何か撮ってると思ったら・・・


ちょっとした登り坂を歩いただけで息切れがしそうなので、とてもゆっくり歩く。
どこからでも梅里雪山が見える。


結局何も無さそうだったので観景台まで戻った。
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こういうちょっとした景色も美しい。


観景区で仏塔の下に座ってまた梅里雪山を眺める。
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なんだか本当に桃源郷に来てしまったみたいだ。失われた地平線を読んでみようかな。


酸素が薄い。ちょっと急に体を動かすと一瞬動悸がするので、そんな時は酸素吸入。
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後で気付いたけど、かなり日焼けしていた。そりゃこんな高地で日がな一日雪山を眺めていたら焼けるよな。


散歩の途中で寄り道してはぐれたおしゃれさんはいつの間にか戻って来ていた。
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庭だもんね。


ちなみに、雲が無いとこんな感じに見えるらしい。
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地球の歩き方のチベット編によると、梅里雪山は十三の峰からなる連峰で、別名太子十三峰とも呼ばれるらしい。連山の全ては未踏峰で、情報が色々あるが、6,000mを越える山が6峰ほどある。とにかく非常に登山環境が厳しいらしい。
1991年1月には日中合同登山隊が雪崩の直撃を受けて全滅し、17名が亡くなった。
「神々の山」か・・・


お昼に米線を頂いたお店にまたお邪魔し、今度はバター茶を飲んで温まる。ここのバター茶はしょっぱかった。
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時折山に目をやり、雲が晴れていない事を確認しながらチベットの他の地域のページを読んでみた。
まさか自分が中国に興味を持つとは意外であった。
次回は成都からラルン・ガル・ゴンパ(五明仏学院)を目指してみようかな。って標高4,000mかよ!


ホテルに戻り、ルーフトップに移動する。
すでに先客がおり、自分達も混ぜてもらう。


陽が傾いて来た。
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山頂の厚い雲はなかなか動いてくれないなぁ。


陽の光が美しい。
あの雲の中はどうなっているんだろう?


やがて月も出てきた。
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陽が落ちると急に寒くなってきた。でも、もう少し頑張ってみよう。


陽が落ちると雲も少なくなってきた。
このタイミングで山頂がまた姿を見せてくれた。


今日はこれまでかな。
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でも、確かにカワクボの山頂を拝む事は出来た。


体も冷えたので、夕ご飯は卡瓦格博酒店で頂こう。
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また麻婆豆腐。注文はウドムサイ以来の雲南スタイルで彼女が厨房の冷蔵庫の中身を物色して注文してきた。


香格里拉に来てから美味しさにハマった蓮根も。
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明日は香格里拉に戻らなければならない。梅里雪山はその姿を見せてくれるかな・・・
明日の早起きに備えて早く寝よう。