タイでカリビアン

バンコク移住生活4年目からの記録

'17.10 中国④ 香格里拉

第4日



まだ夜明け前の昆明。
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相変わらずの霧雨。特に何もしなかったが、色々と楽しかったので後ろ髪引かれる。しかし、これからが今回の旅行本番。


早朝の飛行機のうえ、言葉もロクに通じない国なのでタクシーで昆明長水空港を目指す。空港で自動チェックイン機に惑わされながらも何とかチェックインを完了。
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ボーディングパスを手にしてやっと一息ついた。このチケットを入手するのは結構大変だった。


ソンクランのラオ旅行から帰ってしばらくして、とある怪情報を基に勢いで決めた香格里拉(シャングリラ)旅行。ここに来てやっと実感が沸いた。
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元々乗る予定だった便が航空会社の都合で日程変更となり、1日遅れの昆明発となった。LCCだと色々あるな。でも昆明で環境に慣れる必要があったので結果的には良かった。


雲南祥鵬航空(ラッキーエアー)はこの旅行の計画の際に初めて耳にした。先人のブログを見ると中国のLCCらしいが、機体を見るとどうやら安心できそうだ。
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この昆明長水空港をハブとしている、雲南では有数のちゃんとした航空会社のようだ。


搭乗すると機体はきれいで無料の水まで付いていた。驚くべきは定刻きっちりにボーディングが始まった事。自分がタイ化し過ぎなだけかも・・・ エアアジアの国内線より少し小型の機体は離陸準備に入る。
小雨と雲の中の昆明長水空港を後にする。


少し上昇して雲を抜けるとちょうど朝日が見えてきた。
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思わずラッキー!と言ってしまった。


窓が汚いのが残念だったが、ハンディカムを片手に窓に張り付く。
いや~本当にラッキー。


飛行時間はちょうど1時間。上がったと思ったらすぐに下降。そしてあっという間に香格里拉に到着した。
一体どんなところに来てしまったのだろうか?外はやっぱり寒いかな?期待が膨らむ。


空港の出口前で最初に向かえてくれたお店は防寒着のお店。そして空港を一歩出た。
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香格里拉到着!
香格里拉(シャングリラ市)についてはwikiなどで調べればわかるが、元々中旬県という土地だったところを、2001年に小説「失われた地平線」の理想郷の名前を採用しシャングリラと改名された土地である。雲南省デチェン・チベット族自治州に位置する、チベット自治区以外のチベット文化の土地と言える。


最初の印象として、まず寒い。恐らく着いた時は朝8時、小雨の降る中で気温は5度前後だったと思う。タクシーを捕まえて寒空の中、宿を目指す。
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今回しばらくお世話になるYi's Hostel。とても良い感じのゲストハウス。


宿はまだチェックインできないので、とりあえずご飯を食べる事にした。雨は止んだようだ。
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独克宗古城エリア内でレストランを探す。何だか異世界に来てしまったようだ。


とりあえず空腹で寒いので空いてそうなお店に入った。昆明で得た要領でトゥクパを頼んだ。
温かくてとても優しい味。このトゥクパのおかげで体が温まった。


チェックインまでまだ時間があるので少し散歩する事にした。香格里拉の標高は約3,300メートル。昆明からバスで来る場合は大理や麗江を経由しながら高度を慣らすが、1,900メートルの昆明から飛行機で一気に1,400メートル近く高度を上げたので、高山病に気をつけなければならない。腹式呼吸をしながら意識的にゆっくり歩いた。
ちょっと凄いところに来てしまった。でも観光地なんだよな。今までに見てきた文化と色々と異なるので見るもの全てが新鮮だった。


シャングリラの町並み。
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タルチョが至るところにあり、中国と言うよりもはやチベット文化か。


この壁はとても素敵だった。
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SNSの壁紙にしたい感じ。


散歩をしているうちに、ありがたい事に雲が晴れて日が出てきた。宿のすぐ裏の大亀山公園前の広場まで行ってみた。ここから大亀山公園を見てまた驚いた。
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なんだこりゃ?特に右の巨大マニ車。ガイドブックで知ってはいたが、ここまで巨大だとは。


広場の映像。
観光地なんだかよくわからないが、とても不思議なところだった。理想郷とはよく言ったものだ。


マニ車が回ってる!
マニ車はもちろん回すものなんだけど、この大きさで回るのか!どうやって回ってるのかは後で登って確かめてみよう!


着いた初日からかなり興奮気味だが、とりあえず高所順応しないといけないし、すぐに息は切れるしで、期待感は最高。しかもこの町は犬天国。
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これから数日間よろしくね~