'17.10 中国③ 昆明
第3日目
本来は今日次の目的地へ移動するはずだったが、中国の航空事情でもう一日昆明に宿泊する事になった。体調不良の出発、高地順応、中国順応を考えると、これはこれで良かった。
昆明では天気に恵まれず、日々小雨で寒い。有名な観光地として石林があるが、ネットの評判はあまり良くない。実際写真を見てもあまり惹かれないし、入場料も高い。自然の景観ではもっと素晴らしい所も見ているし、何しろ雨が鬱陶しいので市バスで簡単に行かれる雲南民族村に行く事にした。
バスの乗り方は簡単。前から乗るときに一律2元と書いてあるので、その箱に2元を入れるだけ。車内はきれいでかなり近代的だった。
タイの2番のバスとは大違いだ。それに見た感じバンコクよりはるかに交通マナーが良い。
とりあえず小西門からバスに乗って金碧広場近くで乗り換えた。
バス停にはこのようなルートマップがあるのでとてもわかりやすい。この辺りも中国のインフラ整備の良さが伺えた。
民族村はバスの終点。ちょうど来たバスは2階建てだった。
前の電光掲示板には禁止事項が流れていて「吐痰」と言うのがあった。人は良いが、カァ~ッ ペッ!は至るところで見かけたw まぁこれも文化かな。郷に入りても痰は吐きませんが。
30分ほど乗ると終点の雲南民族村に着いた。
この入り口を見た瞬間に正直ちょっと残念な気がしたが、中に入ってみる事に。
いかにも造られた感じではあるが、それなりに時間は潰せそうだ。
謎の五重塔。
しかし、寒さも雨も大嫌いな自分は寒さにやられて弱っていたので、まずは飯を頂く事にした。
油っこい回鍋肉丼を食べたら結構元気になったが、胃がもたれるのでお茶が飲みたくなった。中国のお茶文化については全く無知。お茶屋さんはたくさんあるのだが、所謂お茶が飲めるカフェは全く無かった。前日にお土産を買った際は試飲させてもらったが、どうやら試飲させてもらうしか方法がないようなので、民族村敷地内のお茶屋さんでプーアル茶を頂く事にした。
物静かで穏やかなお兄さんの作法が何とも素敵だった。
その1
その2
お腹がタプタプになる前にお礼を言って退散した。お代はやはり要らない、余計なお金は払わなくていいよと言われた。ありがとうございました。
90元の入場料を払って中に入る。う~ん、やっぱりこんなもんか。
まぁお散歩ですな。おや、これはミャンマー語じゃないか。
完全にテーマパーク。
雨の中ゆっくりと散歩。
民族の演奏が始まった。
これはなかなか。
大理辺りにいるらしい白族の村。
周った中では一番趣があった。
塔がある。
中国っぽい。
白族の衣装はなかなか綺麗だった。
昔昆明で働いていた友人曰く、今はもう民族衣装は着ていないとのこと。
村を適当に切り上げて町に戻る。次の目的地に向けて防寒具を更に購入。
昆明の町で食べた一番の当たりはこの蓮根スナックだったかも知れない。かなり美味かった。
夜の米線。珍しく店員のお姉さんが英語が通じた。
個人的にはここの米線が一番美味しかった。
こうして初の中国、最初の町である昆明巡りは無事に楽しく終わった。明日からが本番。昆明で出会った皆様、謝謝!