タイでカリビアン

バンコク移住生活4年目からの記録

'17.10 中国① 昆明

先週連休を頂いて中華人民共和国に行ってきた。

タイにいさせてもらいながら故プミポン前国王の葬儀の期間タイにいなかった事はご容赦下さい。


自分は政治的に保守なので中共のやる事に大いに怒りを覚える点も々ある。しかし、ラオのウドムサイやルアンナムター、ベトナムのサパなど、雲南省と国境を接するエリアで雲南の文化に触れ、いつかは中国に行ってみたいと思っていた。また、今回の旅行が実現に至るきっかけとなった情報を下さったdue*iv*さんにこの場を借りてお礼を申し上げます。
自分達はそれなりに旅行をしているが、二人とも中国は初である。自分は1996年に返還前の香港に行ったことはあったが、本土に入ると言う意味では初めてと言って良いと思う。そんな不安もあってか、出発前日に風邪を引くという目に逢った。そんな不安要素のあるスタートとなった。
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バンコクから雲南省の省都、昆明まではエアアジアが就航している。風邪でだるい体を引きずりながら搭乗。


今回の旅行直前に友人がバンコクに来ると言うので無理行ってハンディカムを運んでもらった。約7年ぶりに買い換えたハンディカムHDR-CX680は飛躍的に進歩していた。
画角の広さと手振れ補正がかなり向上した。


そんなわけで2時間ちょっとのフライトで中国、昆明長水国際空港に到着した。
曇り空の昆明。


とりあえず空港でChina Unicomのシムを購入。しかし、前評判通り恐ろしい位英語が通じない。そしてシムが開通してもGoogleはじめFacebook、Lineなどこちら側のネット環境はほぼ全滅。
何より腹が減っていたのでまずは空港で米線を頂く事にした。
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本当の意味で指差し注文。せめてもの救いは漢字が読める事か。


いやらしいが、初の中国元を並べて見た。
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毛さんか・・・ プミポン前国王の方が全然良いな。レートは\100でTHB500。わかりやすい。


とりあえず空港から出るとまず寒い。恐らく15度前後だろう。常夏でだれた体には堪えるので上着を着込む。市バスで30分ほど乗るとホテル近くの小西門に到着。チェックインして町に出た。
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省都だけあって町はかなり整備されていた。人もお店も多い。そして至る所に中共のプロパガンダが。しかし民主ってよく言うよw


体調も良くないのでホテル近くの翠湖へ行ってみた。
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なんだかホアンキエム湖そっくりだ。ってこっちが元祖か。


昆明は標高約1,900メートル。自分は風邪を引いているので普通に頭痛がするが、健康な彼女も少し頭痛を訴え始めた。仕事柄高山病に関する知識は少しあるが、出発前に少し調べたところ、標高2,400メートル以上からの発症が一般的らしいが、海抜0のバンコクから一気に1,900メートルも飛行機で上がったので、高度障害が出たのかもしれない。初日は町の中心地をゆっくり歩く事にした。
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町の公園でトランプ賭博。なかなか面白い。


少し頑張って歩いて昆明老街に辿り着いた。老街の奥になかなか楽しそうな雑然とした繁華街があった。
この感じは東南アジアにもあるかな。


鳥市。
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タンブン?


犬市。
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まさか食用じゃないよな・・・


初日は天気も冴えず、途中から小雨になったのでお茶を飲んでゆっくりし、ホテルに戻った。結果的に風邪のおかげでゆっくり高所順応が出来たと言う事か。怪我の功名だな。そして夕食は翠湖周辺で。
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また米線か。でもこれおいしい。


その後、自分の体調も彼女の頭痛も落ち着いてきたので夜の翠湖公園を散歩した。
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きれいに整った町。この辺りから今回の旅行全体を通して、大国としての中国の底力を感じさせられる事になった。


夜のハンディカムテスト。
アップする際はMP4に変換しているが、画質は満足。


翠湖中心のお寺。
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中国の中華寺院。


味のある門。
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本家はやっぱり凄い。


ライトアップもなかなか緻密に作られている。
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もう一つの前評判として「昆明は人が良い」というのがあった。そしてその評判は正しかった。テレビやネット程度の知識しかないと、中国で人が良い??となるが、実際関わった全ての人達が優しくて暖かかった。初日にしてタイとは違った人の暖かさに触れ、今回の旅行への期待は大きくなった。
今回は写真と映像が多すぎるので更新はゆっくりになると思います。