タイでクライミング(外岩編)
細々と続けているこのブログの中で最もアクセスが多いのが、ブログを始めてすぐに書いた「タイでクライミング」という記事である事は間違いないだろう。
バンコクで出会った今のクライミング仲間のほぼ全員が、タイに来て最初にジムに来る手がかりとして見つけたのがこの記事だったと言う。(仲良くなって大分経ってから自分が書いていると言う事に気付いた仲間も多数いるw)
駐在さんの仲間に至っては、この記事を読んで「タイでもクライミングが出来るなら」と赴任を決意されたそうだ。
また、ごく最近ツーリストのクライマーとRock Domainで知り合ったが、彼もまたこの記事を呼んでジムに辿り着いたのだとか・・・
読んで下さる方がそんなにたくさんいらして、そして実際に活用してくれているのならと思い、時々地味に編集をしている。
そして今回、バンコク郊外の外岩の紹介記事を書いてみることにした。
ツーリストで外岩に・・・と言うのはなかなか難しいだろうが、バンコク近郊にはこんなクライミング・スポットがあるという事をまとめて紹介出切ればと思う。
まずは地図。
こちらはいつもお世話になっているNam Pha Pa Yai Campのホームページから勝手に拝借させて頂きました。宣伝になると思って許して下さい。
今回は自分が実際に行った事がある2箇所をまとめて紹介したい。
まずは北側のNam Pha Pa Yai Camp(14.698202, 101.065204)
サラブリ県ケンコイ郡にある。
行き方はホームページを参照してください。
田舎道を車で3キロほど進む。
道は結構悪い。
キャンプに着くとまずはお出迎え。
3匹とオーナーのJOY、そしてキャンプを運営する皆さんが温かく迎えてくれる。
メインの東屋。
みんなの憩いの場、朝、夕はレストランにもなる。
大好きな朝食。
とっても美味しい大のお気に入り。ちなみにほとんど自家製とのこと。
泊まりはテントで1泊250B。
なかなか快適。
ツリーハウスもあるよ。
こちらは1泊380B。この別にアースハウスもある。詳しい料金表はHPにて確認して下さい。
キャンプではヤギも飼育している。
大きな小屋に相当な数のヤギがいる。
岩場へは目玉のZip Lineで渡る。
なかなか楽しい。
川の向こうはたくさんのルートがある。きれいなライムストーン(石灰岩)の岩場。
HPからトポをダウンロード出来る。
既出ばかりで申し訳ないが、こんな感じ。
これは6A。足の確認にちょうど良いルート。
登った先からはPasak Riverが見渡せる。
景色もとても素晴らしい。
頑張った後はお楽しみの時間。
Joyが作る最高の料理と仲間との時間。夜が更けたらテントで自然の音や虫の声を聞きながらゆっくり休む。マットとブランケット付き。
一番のオススメの場所、Nam Pha Pa Yai Camp。
続いてバンコクから南西に向かったKhao Yoi(13.238142, 99.825224)
ペッチャブリー県、カオヨイ郡?
32号線をひたすら真っ直ぐ進み、突き当たったら左折して4号線を下る。道は至ってシンプル。4号線を5分も下ればKhao Yoiの岩場が見えてくる。
4号線の真横なのでアクセスはとても良い。早ければ1時間半程で着いてしまう。公共交通機関で行くならBTS戦勝記念塔駅(アヌッサワリー)の駅東側のSUZUKIショールーム横からペッチャブリー県行きのロットゥーに乗ってKhao Yoi病院で下車するとちょうど良い。初めて行ったときはこの方法で行った。情報が古いのでもし行かれるならば最新情報を確認して下さい。
4号線を左折してカオヨイ病院の手前の道を入った所からアプローチは1分。
ちなみに4号線を左折する所には7-11とガソリンスタンドがあるので買い物とトイレはそちらで。ローカルな食堂やカフェもいくつかある。
赤い印の所から岩場に入る。ここは上記Nam Phaのように管理されていないので色々と注意が必要。
躊躇せずに入りましょう。そして雨季は蚊やヒルにも注意。
サルもいるので食べ物の管理は気をつけて!
犬もちょっといるので一人の時は要注意。
ビレイポイントはちょっと狭い。
傾斜もあるので常に注意を払ってクライミング。ヘルメットもあった方が良い。
こちらもライムストーン。
ただし、ルーフが無いので雨季は雨が降ったら非難。
アプローチから右側に登って行くと景色が良い。
トポはNam PhaのHPからダウンロード出来る。しかし、ボルトが腐っていたりするので何度も書いて恐縮だが色々と注意が必要。
高所からの景色。
なかなか良いアングル。友人の6Cトライ。
とりあえず今回紹介するのはこの2ヶ所。
外岩遠征はなかなか大変だけど、機会があったら是非行ってみて下さい。とても素敵な岩場が待っててくれますよ。
また新しい場所を開拓したら追記していきます。