年末年始 ⑦ アユタヤ(前)
ピサヌロークからの長旅の後にやっとアユタヤに着いた。
時間は夕方、でも夕陽には十分間に合うのでTonyでシャワーを浴びて出発。アユタヤは何度も来ているし、いつでも来れるんだけど、来るたびに見たい遺跡はいくつかある。
時間を見計らって出発。まずはこのサガット・ステージへ。
ワット・ロカヤスタに着いて驚いた。
涅槃物の衣が真新しいオレンジ色になっていた。なるほど、お正月に替えるのだろう。これは良いものを見た。
とてもきれいなオレンジでいつもとは随分雰囲気が違った。
お正月なので日本人観光客の姿もチラホラ。そういえばスコータイでも見かけたなぁ。
ちょっと得した気分で次のお気に入りに向かう。
このブログをご覧の方はまたかと呆れるかも知れないが、ここは大好きなのだ。
やってきたワットプーカオトーン。何度目だよ。
しかし、相変わらず傾いてる。
そして人が少なくて良い。
とは言ってもお正月。観光客はいつもより多かった。
そしてタイミングバッチリ。
ここからの夕陽は特別だ。
またいつもの固定カメラで。
陽が沈むまで12分も撮っていた。家でゆっくり見るとなかなか素敵な映像だ。
陽が沈むとまた素敵な世界がやってきた。
夕陽の後は時によって見え方が変わる。ピンクの空、オレンジの空、オレンジの雲・・・ 色々だが、今回は地味ながら素晴らしいグラデーションだった。
塔を降りながら空と鳥を撮ってみた。
野焼きの煙も相まってとても幻想的だ。
去る前にもう1枚。
いや、ここはやっぱり最高の遺跡だ。ひとつだけ残念なのは、今回もあのネコに会えなかったことか・・・
アユタヤ歴史地区は小さいけれども楽しい。ドライブをしても楽しい。そして次は最近のお気に入り。おそらくアユタヤ遺跡群でも最も素晴らしい遺跡の一つであろうワットチャイワッタナラーム。
今回はここでもお正月マジックがあった。いつもは外からライトアップを見るだけだが、今回は中に入ってよいとのこと。
これは川側からの正面。ちょっとボケているが・・・
足場が悪いが、車の中にPetzlのヘッドライトを隠し持っているので、そいつを出して中に入る。ちなみに外にいた日本人観光客グループはガイドさんに危ないからと止められていた。まぁ仕方ないが入るなら自己責任というところか。
ライトで足元を確保しながら中に入る。なかなか幻想的で良かったが、蚊の猛攻が怖くて早々に退散。
Tonyに戻ってまずはご飯。
ここのご飯は時々アレ?な時があるが、このクラブサンドウィッチはとても美味しかった。
食後はすぐ隣のマッサージ屋さんへ。
ここのおばちゃんは何となく顔見知り。何故かマッサージ屋がほとんどないアユタヤで貴重なお店だ。実はほぼ毎回来ている。
マッサージが終わったら屋外のバーへ。
この全てが宿から2分以内と言うのがとても気楽で良い。今日のリオもとてもうまかった。
そして、アユタヤは田舎なので実は星も良く見える。
二人で飲みながら今回の旅を振り返りのんびりと贅沢な時間を過ごした。
明日は帰りだ。