年末年始 ⑤ ピサヌローク(前)
スコータイから約1時間、初めて訪れたピサヌローク。
ナーン川沿いのホテルから。
遅くなってしまったが、お寺は開いているだろうか?
ナーン川に架かる橋からお寺の看板を見る。
プミポン国王の肖像画とクメール様式の仏塔が目印。1月1日であるせいか、夕方にもかかわらずタイ人やファランでとても賑わっていた。
確かに美しい。バンコクのワット・ホアランポーンと良い勝負か。参拝客でごった返しているので、お祈りをして早々に引き上げた。
ワット・ヤイ周辺が町の中心なのだろうか?妙に電飾がギラギラしていた。
ここにも大きな仏塔があり、なかなか綺麗だった。
結局食事を出来そうなところが見つからず、ホテルに戻る事にした。
ピサヌロークのその他の見所は駅くらいか?と思い、今日はおとなしく退散。
なるほど、タイの田舎町か・・・と思った。
ちょっと贅沢気分で乾杯。
これは鴨肉のオレンジソース和え。不思議な味付けだがなかなかイケた。
川と遠くの明かりを見ながら正月の初詣も無事に終え、帰りのプランを考える。問題は帰省渋滞だ。明日一気にバンコクまで帰ることは出来るだろう、しかし、夜にバンコクに入る予定で行くと、おそらくアユタヤ周辺からおぞましい渋滞に巻き込まれる。ならば早めに出てアユタヤで1泊して翌日早い時間に帰る事にした。そうしてアユタヤの宿を予約。これで一安心。
ほろ酔い気分でそのまま部屋に戻り、幸せな眠りについた。明日はまたちょっとした長旅だ。
実際、Trip Adviserなどを見ても見所はほとんど無し。ただ、タイで一番美しいと言われる仏像に初詣をする目的でやってきた。
ホテルにチェックインしてひと休みする頃には陽が落ちかけていた。

川沿いを歩いて目的地に向かう。

歩いて10分程で目当てのお寺に着いた。

正式名ワット・プラ・シー・ラタナー・マハータート。通称ワット・ヤイ。

そしてこれがお目当ての黄金のブッダ。

この後、ご飯を食べるところを探して少し散歩する。

ワット・ヤイの向かいのワット・ラチャ・ブラナに入ってみる。

中の本堂らしきところにはひっそりとブッダが祀られていた。

遅くなってもワット・ヤイへの参拝客は一向に減る気配は無かった。

ホテルは結構人気なのか、併設のレストランはなかなか賑わっていた。ホテルからワット・ヤイ方面を見るとその周辺だけ煌々と光を放っていた。

レストランでは驚く事にヨーロッパのビールが飲めた。

ご飯もタイ料理ではないものを頼んでみた。

店内は結構素敵な雰囲気でピアノと歌の生演奏があった。

ちょっと酔いも手伝って気持ちよい正月の夜を迎えられた。
