ベトナム縦断 ⑪ ハノイ
サパからのバスがハノイに着いたのは午前5時過ぎ。
旧市街の外側のシン・ツーリスト周辺で下ろされホテルまで歩くが、首都ハノイの中心部はビックリするくらい真っ暗だった。人もほとんどおらず観光客は全くいない。真夜中まであんなに賑わっていたのに・・・ 社会主義国家の国家的管理体制の一部を目の当たりにしたような気がした。
ホテルに着いても当然開いていないが、ホテル前で座って待っていると近所のおじさんがホテルのシャッターを叩いて開けてくれた。
例によってアーリーチェックインをお願いし、ひと休みしてからお土産探しに出た。
今日は最終日だった。

今日は天気が良かった。思えば、ハノイで太陽を拝むのは初めてだった。
手際良くお土産を探し、ホアンキエム湖にも来てみた。

お決まりのアオザイショット。
出発前にアオザイを作ると意気込んでいた彼女だが、サパで黒モン族のジャケットとパンツを購入して買い物欲が満たされたようで、アオザイはボツになった。実際、モン族のジャケットは着ているがアオザイは着なかっただろう。
数日前に来たときに少し下見をしておいた店でばら撒き用に口琴を買った。

ハノイ36通りの一つ、楽器屋通りのお店。口琴は一つ約40B位だった。
いい加減フォーやブンには飽きていたのでお粥を食べに行った。

タイとは米が違うのだろうか、ジョークとはまた違った美味しさだった。
ついでにホビロンを見せられたがこれは遠慮した。

虫、蛇、ねずみ、カエルなどは食べたがホビロンはちょっと無理かな・・・
おばちゃん、ごちそうさま。

63歳とは思えない若々しいおばちゃんだった。
食後は珍しく日本人ツアーに参加した。彼女がもう一つ欲しかったバッチャン焼きのコーヒーカップ探しと、工房見学が目的だった。

この手のツアーに参加するのは10年以上振りだろう。彼女は初めてという。
職人さんたちの手際は見事で、下絵無しにスラスラと筆を運んでいた。

その後はガイドさんについて村散策。


これは燃料の炭を乾かしているところ。

これは夕食か。

バッチャン焼きはここでは高価だったのでハノイに戻ってハンザ市場の地下で購入した。
お土産もひと通り買い揃い、陽も落ちたので夜の散歩に出た。

今更ながらハノイで一番古いお寺を覗いて見た。

締めはここにした。

翌朝は出発。タクシーでノイバイ空港へ。

お世話になりました。

ベトナム、バイバイ。

ただいまバンコク。

さて、次回はどこへ行こうか。