タイでカリビアン

バンコク移住生活4年目からの記録

ベトナム縦断 ④ ホイアン

ニャチャンからのバスはホイアン市内に着いた。
早速Googlemapで現在地を確認し、ホテルに向かう。ちなみにホテルはニャチャンでAgodaのアプリで探してとった。今やスマホがあればホテルの予約から現在地の確認まで何でも出来てしまう。凄い時代になったものだ。


チェックインは昼なのでまずは荷物を置いてから市内観光。

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ホイアンの町に入るところにチケットブースがあるのでチケットを購入。チケットが無くても観光は出来るが無いと入れない場所がいくつかある。


ホイアンは昔の町並みをそのまま生かしているのでとても独特で趣がある。

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日本人にも大変人気のようで日本人観光客の姿も多く見られた。



観光エリアは朝から結構人がいた。
朝からこんな散歩をしていると嬉しくなる。ちなみにこの時に日本祭りのような催しをやっていて、町中のスピーカーからAKBやSMAPが流れていた。正直台無しだった・・・


ともかく、まず向かったのは日本橋。
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朱印船貿易の時代にここホイアンには日本人町があったという。その時の遺物とのこと。ホイアンの名所でもある。
ちなみにチケットが無いと内部には入れなかったはず。


続いて4つある旧家屋を見学した。
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家屋のいくつかは未だに人が住んでいる。この女の子は住人だが、恐ろしくシュールな雰囲気を醸し出していた。


この廣勝家ではホイアン名物のホワイトローズを作っており、希望すれば食べる事も出来るそうな。
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家人に勧められたが、人の家に押しかけているような気分だったので遠慮させてもらった。


建物は200年ほど前のもので日本、中国などの建築様式を混ぜ合わせたものらしい。装飾はとても美しかった。
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漆黒の壁と美しい彫刻。


ここホイアンは河口にも近く漁港もある。
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大昔に聞いた事だか、ベトナムの船は迷わないようにという迷信から目がついているとか。確かにどの船にも目が付いている。


ホイアンは観光エリアと地元の生活の場がすぐ近くにある、と言うか観光エリアも含めた町全体が居住区なのだろう。
歩いているといつの間にかちょっとローカルなエリアに入っている事もある。


町外れの橋からはきれいな景色が見られた。
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ホイアンの町から河口方面を見たところ。


こんな田舎だが、町全体にずいぶん活気がある。
どこへ行ってもバイクとクラクション。


ホイアンの町は小さい。観光エリアを午前中に周り、午後はバイクを借りて少し遠出することにした。ちょうどこの前日にタイのトラートまでバイクで旅行中の友人が飲酒運転の未成年と接触事故を起こして腕を骨折、バイクは全損になったとの連絡を受けたので気を引き締めて乗ることにした。彼は以前パヤオ~プーチーファーに行った時に同行した仲間なので早い回復を祈るばかりだ。まぁ大事には至らなかったのでよかった。


最初の目的地は町の北。谷弥次郎兵衛の墓。
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彼はホイアンに残した恋人に会うために鎖国中の日本を飛び出し、この地で果てたらしい。彼女もベトナムも愛していたのだろう。大した方だ。
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お墓は田んぼのド真ん中にある。歩いていてもとても気持ちの良いところだった。


これが墓標。
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どうぞ安らかに。
同時に外国人の墓を長い事守ってくれているベトナム人に感謝の念を覚えた。


そのまま北上しアンバンビーチへ。
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ここはファランばかりのリゾート風ビーチ。


ビーチには大きな桶の船があった。
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海辺のカフェで休んでいると漁師のおじいさんが海に漕ぎ出しているのが見えた。
海辺でゆっくりしてからビーチを去る。


帰りは海沿いの道を走り、東のクアダイビーチを覗いて町へ戻る事にした。
夕陽前の田舎道をすっ飛ばすと気持ちよい。


今日は満月。夕陽が沈む頃にスーパー・ムーンが昇ってきた。
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夕陽とスーパームーン。偶然だったが良いタイミングでホイアンに入った。


夜になると町の雰囲気はまた変わる。
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レストランやバーはたくさんあるし、お土産屋も観光客で賑わっていた。お腹も空いてきたので夕食をとる事にした。


お店はチュンバック。地球の歩き方にも載っている人気店。目当てはホワイトローズ。
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他にも空心菜炒めやバインセオ、揚げ春巻きも食べたが、どれもとても美味しかった。


お店からホイアン中心地を撮ってみた。
かわいい色の照明と黄色い壁が相まって、とても素敵な映像になった。


満月で灯篭流しをやっていたので、食事の後に昼にも行った町外れの橋まで散歩してみた。
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月と町の明かりと灯篭。なかなか幻想的な景色だった。


灯篭を見に川沿いまで降りてみた。
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タイのロイカトンとはまた一味違った。


この贅沢な風景をどうぞ。
よく見ると川が汚かったが、それはご愛嬌。


ぶらぶらと町を散歩。
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ホイアン町は提灯がたくさんある。夜になると色とりどりの提灯でライトアップされてとてもきれいで楽しい。


この後川沿いでコーヒーを飲んでから後ろ髪引かれる思いでこの愛らしい町を後にした。
明日は早起きしてバスでフエへ向かう。