タイでカリビアン

バンコク移住生活4年目からの記録

最近サボっている

昔から貧弱なのがコンプレックスだった。
貧弱な体型を克服するために中学生位から暇つぶし程度の筋トレをしていたが、そもそもそんな程度で体型が見違えるほど変わる訳は無い。
体質的にも痩せ型で40を越えた今も代謝が良くて全く太らないのはありがたいが、筋肉はやっぱりつかない。
でも今は自分の体型に満足している。いや、正確には自分の体質を納得して受け入れて諦めたというべきか。


イメージ 1ロシアン・ケトルベルに出会ったのはもう10年程前になるだろうか?
当時格闘技全盛期でテレビでもプライドなどを放映していたので興味を持ってよく見ていた。
確か格闘技雑誌に「あのヒョードルも使っている・・・」のような文句でケトルベルが載っていたのを見たのがきっかけだったと思う。もちろんヒョードルは大好きだし、ロシアのという文言にも妙に惹かれたのを覚えている。

最初に買ったのは確か通販だったと思う。とにかくよくわからないモノだったのでまず何キロを買うかで迷った。家の鉄アレイが5キロだったから4キロじゃ軽いだろう、しかし次はいきなり8キロだった。不安はあったが仕方なく8キロにした。

届いた中に簡単なマニュアルがあったので簡単そうな種目からやってみたが、その効果に愕然とした記憶がある。
それまで腕立てや腹筋、カールなど一般的な種目をやっていたがケトルベルトレーニングの後は背中や肩周り、ハムストリングス辺りに強烈な筋肉痛が出た。素人が行う普通のトレーニングではなかなか鍛えられないところだ。
それから考え方が変わった。見た目の筋肉はどうせ付かないからもういいや、と。
そしてケトルベルと懸垂中心のトレーニングに変えた。アスリートではないので時にはサボりながらも地道に続けていたら体型が少しずつ変わってきた。全然マッチョでは無いが芯が少し太くなった気がするし、幾分か強い体になった。(気がする)
実際今では20キロのケトルベルをなんとか使えるようになった。ちなみに体重は52キロ。まぁ、普通に筋トレしている方々は20キロ位から始めるらしいが。
それと、クライミングの体幹を使うムーブは無理なく行える。柔軟なインナーマッスルが付いた為だろうがこういう効果は素直に嬉しい。


バンコクに移住する時、さすがにこんな鉄の塊は持って来れないので諦めた。しかし体がなまるのが嫌だったので生まれて初めてジムに通うことにした。
Wow California スクンビット店。今はもうない。ジム自体潰れたのだっけか??
ジムでは柔軟と一部器械運動、それと懸垂を中心にやっていた。しかしダンベルでケトル種目をやろうとしてもやはりフィットしなかった。重心の位置が全然違うのだ。
半年ほどジム通いをした頃、ふとネットで検索したら何とあった!

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Bangkok Kettlebells

バンコク都内はデリバリーフリーとの事なので早速オーダーし、数日後久々の16キロ×2を手にした!
オーナーのRoyは気さくな中華系?オージーで、やはりとんでもなく強そうだった。
貧弱な自分を見て「大丈夫か?」と一言。やっぱり・・・ しかし、日本で数年トレーニングしていたというと「そうか、それなら大丈夫だ」と安心した様子で帰っていった。
以後も何度かオーダーし度々お世話になっている。

ちなみにクラブベルというものも入手した。これは種目が少ないが肩周りや腕の可動域を広げるのに非常に効果的だ。日本でも使っていたが当時持っていたものはコシティと呼ばれ、インドや中東で使われており、形もずんぐりむっくりしていた。
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これはクラブベル。

今のところ何かを買い足す気は無いがメイスベルなるモノにも興味はある。長すぎて部屋では使えそうも無いが・・・
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ところで、少し前に彼女の友人が来タイすると言うので、ある本を買ってきてもらうように頼んだ。
幻の著書と言われた「ロシアンパワー養成法」だ。最近再販になってアマゾンでも買えるようになった。
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一応会社員なのでここに書いてあるトレーニングを毎日するなんて到底出来ないし、実践の為に買った訳でもない。ただ、スポーツ科学大国ロシアのトレーニング理論が書いてあるというのでそれを読んでみたかったのだ。

実際「目から鱗」であった。
在タイなのでキック、ムエタイ経験者や筋トレ好きも多い。そういった連中と筋トレの話をすると必ず「無反動」「超回復」という言葉が出てくる。自分もそれは絶対的なものと信じていた。しかし、この本には正反対の事が書いてあった。
もしもヒョードルやカレリン、ボブチャンチンなどを知らなければ鼻で笑っていたかも知れない。しかし自分の憧れの鬼みたいに強い連中のトレーニング映像を見ると物凄い反動を使っているのだ。格闘技が好きな人ならヒョードルの懸垂映像は見たことがあるだろう。腕は伸ばしきらず思い切り反動を使っている。何度も見た映像だったが、本書を読んでその映像と理論が始めて一致した。この歳にして新たな発見があったのは嬉しい事だ。

余談だが、映画「ロッキー4」のロシアでのトレーニングシーンの中で当時のロシア式トレーニングの一端を垣間見ることが出来る。改めてやっぱりロシアはスポーツ科学大国なんだなぁと思う。

タイトルに戻ると、本書を手にしてから実は一度もケトルベルを触ってない。
年末から長期休暇に出てその最中に腰の痛みが再発し、最近やっと直った。
クライミングも問題なく出来たのでやっとケトルベル再開なのだ。
と言いつつブログを書いてたらこんな時間だ。
明日から1泊でパタヤに行くので戻ったらまた始めないと!